シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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自然地理学/自然地理学(1) | 2024 | 前期 | 木1 | 文学部 | 亀井 啓一郎 | カメイ ケイイチロウ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-GG1-T806
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
地理学は地域の人文・社会・自然現象を総合的に把握してその性格や特色を明らかにし、地域の成り立ちや空間分布、地域構造を考察することを目的とした学問である。このうち自然地理学においては地球上の自然現象そのものにとどまらず、人間生活との関わりの中から自然環境について考察していくことを目的としている。
この科目では、まず地球の大きさと表し方について講義する。続いて、世界の大陸や海洋、気候などについて講義を行う。さらに日本の地形や河川、気候、季節感などの講義を行う。高等学校で「地理」を履修しなかった学生にも理解できるように、自然地理学の基礎的な内容にもふれる予定である。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の総合教育科目に位置付けられることから、幅広い教養を身に付けることを目的とする。
到達目標
この科目では、以下を到達目標とする。
(1)自然地理学的な見方・考え方を学ぶとともに、一般常識としての「地理」の知識や教養を身に付けることができるようになること
(2)地図を正しく読むことができるようになること
(3)地域のことを正しく理解できるようになること
授業計画と内容
第1回 授業ガイダンス、授業方針の説明
第2回 地球の形(1)地球の大きさとその形(緯度・経度と時差)
第3回 地球の形(2)地球の表し方(図法・投影法)
第4回 世界の自然環境(1)地球の表面
第5回 世界の自然環境(2)海水の流れ
第6回 世界の自然環境(3)世界の気候(熱帯)
第7回 世界の自然環境(4)世界の気候(乾燥帯と温帯)
第8回 日本の自然環境(1)日本の地形
第9回 日本の自然環境(2)日本の河川
第10回 日本の自然環境(3)水循環と水利用
第11回 日本の自然環境(4)日本の気候と気候区分
第12回 日本の自然環境(5)日本人の季節感
第13回 日本の自然環境(6)自然保護と環境保全
第14回 授業のまとめと補足説明
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 70 | 持込不可。授業内容を理解した上で、地理学の見方・考え方を説明できるかどうかを評価する。 |
平常点 | 30 | 授業への参加(リアクションペーパー、受講態度)から評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
授業に出席をすることが単位取得の最低条件である。
出席日数が全体の2/3に満たない場合にはE判定とする。
なお、オンライン授業となった場合には、期末レポート(60%)、平常点40%(manabaを用いて実施する質問と感想)から評価する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
対面授業の際はresponを使用する。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
プリントを配布する。
地図帳を持参すること。二宮書店や帝国書院の地図帳が望ましい。
その他特記事項
当然のことながら、授業中の私語・私事は禁止である。
授業の進行の妨げとなる行為を行う者の履修はお断りする。
なお、2020年度入学生までは自然地理学(1)、2021年度以降の入学生は自然地理学となっている。
~2021年度以降入学生の教職課程履修者(履修予定者含む)へ~
「中学(社会)」・「高校(地歴)」の免許を修得するためには、当科目ではなく、
教職課程に開講されている「自然地理学(教職)」を履修する必要があるので注意すること。
詳細は履修要項を確認すること。