シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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スポーツ社会学 | 2024 | 後期 | 木2 | 文学部 | 向山 昌利 | ムコウヤマ マサトシ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-HS1-T912
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
スポーツを検討するための切り口は、運動部活動、武道、オリンピック、国際協力、体罰、ドーピングなど、各々の関心に応じて設定することが可能である。この授業では、こうした教育・政治・経済といった様々な領域で社会と複雑に関連するスポーツを、社会学の視点を用いて考察する。すなわち、本授業は、これまで無意識のうちに身体を通じて理解してきたスポーツを、意識的に身体から切り離し、社会との関係に注目して批判的に捉える試みである。
科目目的
ローカルレベルからナショナルレベルにまで広がるスポーツに関わる事象を社会学的視点から理解する。
到達目標
社会学的視点から、スポーツに関わる事象を批判的に説明できるようになる。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス
第2回 いつ、どこで、どのように生まれ、いかに広がっていったのか?:近代スポーツの誕生と伝播
第3回 イギリスで作られたスポーツという制度の輸出入:グローバル化するスポーツ
第4回 政治と無関係なフリをするスポーツ:政治・権力
第5回 刷り込まれる国家像:代表選手の活躍
第6回 依存し合うスポーツとテレビ:メディア化するスポーツ
第7回 より良い社会の創出に向けた挑戦:開発と平和のためのスポーツ
第8回 ゲストスピーカー(時事問題)
第9回 震災復興の手段:スポーツ・メガイベント
第10回 恩師との関係が崩壊する深刻な事情:事故補償制度
第11回 大学スポーツは金になるのか:NCAA
第12回 本当にスポーツは平等ですか?:セックスとジェンダー
第13回 スポーツの深い影:スポーツをめぐる社会的諸課題
第14回 総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | 期末レポート 1) 論理性 2) 独自性 3) 表現の正確性 |
その他 | 80 | 授業後に実施する小レポート 1) 論理性 2) 独自性 3) 表現の正確性 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー/タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
ラグビーを草の根から国代表までの競技レベルでプレーした経験があり、「余暇活動」、「健康増進」、「人格形成」、「競技力向上」などスポーツ参加の多様なあり方を理解している。また、国内・国外、愛好家から国代表レベル、児童からシニアといった幅広い対象に対してラグビーを指導した経験を有するため、指導者と参加者との関係を複眼的にとらえることができる。くわえて、政府機関や国内競技連盟とともにスポーツを通じた国際協力プログラムを作成・実施・評価した経験を有するとともに、スポーツを通じた異文化理解プログラムを展開する一般社団法人の代表理事として組織を運営する経験をもつため、プログラム展開や組織運営にまつわる諸課題を理解している。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
プレーヤー、指導者、組織運営者としての経験と人的ネットワークを活用して、実践知に基づく授業を展開する。
テキスト・参考文献等
授業時間内に適宜指示する。