シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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野外教育・防災教育演習 | 2024 | 前期 | 金3 | 文学部 | 布目 靖則 | ヌノメ ヤスノリ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-HS2-T914
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
【テーマ】
野外教育(Outdoor Education)の理論と実践について学習する。また、野外活動におけサバイバルテクニックは、被災時に自己の生命・身体の安全を確保することにも大いに役立つ。そうした防災教育の視点から、衣・食・住および救急法について調べ、それらを実際に体験する(Learning by doing)なかで技術として定着させる。
科目目的
(1) 野外教育の特性と効果に関する理解を深める
(2) アウトドアでの知識・知恵・技術を被災時にも活用できるようにし、「生きる力」を向上させる
到達目標
(1) いま、なぜ自然のなかでの「体験教育」が必要なのかについて考え・理解する
(2) 「暖をとる」「1-2日食べつなぐ」「夜露をしのぐ」「足を延ばして眠る」「排泄物を適正に処理する」「応急手当」等の技術習得
授業計画と内容
① ガイダンス
② 読図(正置,コンパス)・大学周辺散策
③ 読図(コンパス1・2・3,PLP法)・大学周辺散策
④ Ice Break
⑤ Action Socialization Experience
⑥ ロープの結び方、シートの畳み方
⑦ 登山用テントの設営法、避雷
⑧ シェルターとタープの設営法、防寒
⑨ 登山用ガスコンロとコッフェルの使用法、イージークッキング計画
⑩ イージークッキングの実践と評価
⑪ 着火法・薪組み・かまど、排泄
⑫ 水の確保・刃物・小物(段ボール類・ラップ・アルミフォイル・ガムテープ等)の活用
⑬ 野外における危険な動植物、応急手当
⑭ まとめ
※天候等の事情によって内容が変更となる場合がある
<オプション(自由参加)>
期日:夏季休暇中(1泊2日)
場所:東京近郊のキャンプ場管理地内
費用:2,000円(概算)、費用に含まれるもの=施設使用料・保険代・消耗品費
内容:野宿(最低限の装備だけを用いて)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 20 | プレゼンテーション |
期末試験(到達度確認) | 15 | 期末レポート |
レポート | 15 | リアクションペーパー・小レポート |
平常点 | 50 | 課題への取り組み、態度、クラス貢献度により総合的に判断する |
成績評価の方法・基準(備考)
実技的な内容を含むため、8割以上の出席を確保すること。
上記【中間試験】は、演習内のプレゼンとして実施・評価する。各々、指定されたテーマ(e.g.マッチやライターがない場合の着火法)について調べたり、デモンストレーションしたりしてもらう。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト
自然体験活動研究会編(2011年)「野外教育における安全管理と安全学習」杏林書院
参考書
自然体験活動研究会編(2011年)「野外教育の理論と実践」杏林書院