シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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博物館概論 | 2024 | 前期 | 月5 | 文学部 | 西川 広平 | ニシカワ コウヘイ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-MG2-Y310
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
博物館及びその専門職員である学芸員の役割、そして博物館における展示、資料収集・保存、調査研究、教育普及等の事業活動等について、講義とグループ単位の実践を通して学習します。
また、現在の博物館が抱えている課題や、博物館と関連する文化財関連事業等についても理解を深める授業とします。
科目目的
学芸員の職務である、博物館における展示、資料収集・保存、調査研究、教育普及等の事業活動、並びに博物館の課題や博物館と関連する文化財関連事業等について理解を深めることを目的とします。
到達目標
学芸員として活動する際に必要となる、展示、資料収集・保存、調査研究、教育普及等の基礎的な知識の修得をめざします。
授業計画と内容
第1回 オリエンテーション(授業内容の説明)、博物館の歴史
第2回 博物館の種類
第3回 博物館の現状と課題
第4回 博物館関係法規と学芸員
第5回 博物館の建設・運営
第6回 博物館における展示
第7回 博物館における調査研究
第8回 企画展計画作成の実践(展示テーマ等の設定)
第9回 博物館における資料の収集・整理・保存
第10回 博物館における教育普及
第11回 企画展計画作成の実践(展示資料の検討と計画発表)
第12回 博物館における交流・連携事業
第13回 博物館と文化財行政、世界遺産
第14回 総括・まとめ
※manabaのレポート機能等により各回の課題を提出してもらいます。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業で配布した資料等をもとに各自が授業内容を復習し、自分の関心や研究テーマを考えるきっかけとすること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 20 | 授業で学修した内容の理解、課題に関する考察力・表現力 |
レポート | 10 | 展示に関する企画力 |
平常点 | 70 | 出席状況、授業中の発言、各回の課題への解答 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー/その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaの小テストやレポート機能を使用した双方向型授業の併用
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
博物館の学芸員として、史料の取扱や展示等の業務に16年間携わる。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
学芸員として必要な知識や実践について、博物館の現場の状況を踏まえて指導する。
テキスト・参考文献等
・レジュメ等の配布資料で対応します。
・参考文献
伊藤寿朗『市民の中の博物館』(吉川弘文館、1993年)
小林克『新博物館学―これからの博物館経営―』(同成社、2009年)
君塚仁彦・名児耶明編『現代に活きる博物館』(有斐閣、2012年)
金山喜昭『博物館と地方再生 ―市民・自治体・企業・地域との連携―』(同成社、2017年)
その他特記事項
日常より積極的に博物館の展示見学やイベントへの参加を行い、自分が学芸員となった時にどのような活動をするのかをイメージできるよう、心がけることを期待します。