シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊研究4(外国法) | 2025 | 後期 | 火4 | 法学研究科博士課程後期課程 | 通山 昭治 | トオリヤマ ショウジ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-OL6-107L
履修条件・関連科目等
中国語文法を一通り修得した者、または現在修得している者
授業で使用する言語
日本語/中国語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
以下に掲げる1979年および1996年中国刑事訴訟法の研究書を講読しながら、逐一問題点を取り上げて議論する。
(プリントを配布します。)
『刑事訴訟法学研究述評(1978-2008)』(2009年7月、北京師範大学出版社)
なお、受講生の関心にあわせて内容を変更することがあります。
科目目的
中華人民共和国の1979年および1996年刑事訴訟法の基礎的理解をさらに深め、現行の中国刑事訴訟法研究の起点を形成する。
到達目標
現代中国の1979年および1996年刑事訴訟法を高度に理解し、具体的に説明できる。
授業計画と内容
テキストに即して、下記の計画とおり進めいていく予定です。
第1回 第1審手続その2
第2回 第1審手続その3
第3回 第2審手続その1
第4回 死刑再審査手続
第5回 裁判監督手続
第6回 執行
第7回 訴訟取り引き・刑事和解および修復的司法
第8回 刑事証拠の概述
第9回 刑事証拠の種類と分類
第10回 刑事証拠規則その1-違法収集証拠の排除や自白法則等
第11回 刑事証拠規則その2-伝聞証拠等
第12回 刑事上の証明の概述
第13回 刑事上の証明責任・証明の基準
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
配布プリントの予習と復習を徹底的に行ってください。プリントの該当部分を、まず何回も熟読したうえで、疑問点については自分で調べたうえで、参加してください。それでも解決しない点は、授業にぶつけてください。それでも、解決しない場合は、引き続き検討することになります。復習としては、そうした点に再チャレンジすること以外に、新たな発見があれば、次回にまた問題を提起することになります。このくり返しが学修です。なお、2012年改正刑事訴訟法等との異同に留意して学修してください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 期末レポート10000字以上で採点します。 |
平常点 | 60 | 1回4点X14回=56点で、14回皆勤のときはさらに4点を加点します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト 『刑事訴訟法学研究述評(1978-2008)』(2009年7月、北京師範大学出版社)
参考書 高見澤磨・鈴木賢編『要説 中国法』(2017年9月、東京大学出版会)
その他特記事項
特にありません。