シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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博物館資料論 | 2024 | 後期 | 月2 | 文学部 | 小林 謙一 | コバヤシ ケンイチ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-MG2-Y311
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
博物館は、資料を収集・保存・研究・公開する機関である。その博物館資料とはなにか、について概略を学ぶ。
科目目的
博物館学芸員課程の講義の一環として、扱う博物館資料の定義からその取り扱い方までを、一通り講義する。特に学芸員として、博物館資料の資料収集・保存、調査・研究、公開・普及に関わる基礎・方法を理解させることを本講義のねらいとする。
到達目標
学芸員に必要な博物館学の知識を身につけ、博物館の根幹である博物館資料を理解する。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス:博物館資料とはなにか・博物館とは?
第2回 博物館・博物館資料の種類と機能
第3回 博物館・社会と博物館資料
第4回 資料調査・資料管理
第5回 資料の保存 IPM・伝統的保存方法
第6回 博物館資料の展示、企画展示と通常展示、資料の演示
第7回 文化財資料の実際(東京都埋蔵文化財センター見学) *見学実習
第8回 現在社会における資料保存の難しさ 指定管理者制度・史跡
第9回 博物館資料の扱い 触察
第10回 トピック 博物館資料の実際 埋蔵文化財保存 *外部講師予定
第11回 トピック 博物館資料のデジタル化 *外部講師予定
第12回 トピック 世界遺産と博物館資料
第13回 博物館資料の展示(グループワーク)
第14回 博物館資料の展示(展示批評)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
ジャンルにとらわれず、博物館・資料館の見学を、機会をとらえて自主的に行うこと
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 課題レポートを数回提出してもらいます。その内容で評価します。 |
平常点 | 50 | 各回に小テストをおこないます。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
前職 国立歴史民俗博物館考古研究部
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
考古資料を担当し、収集、保存、修復、展示、研究、普及活動をおこなってきた。
テキスト・参考文献等
テキストがあれば、必要に応じてmanabaにて配布する
参考文献
博物館資料論〔改訂新版〕(佐々木 利和・湯山 賢一著、放送大学教育振興会、2012年、ISBN978-4-595-31345-5)