シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
博物館実習 | 2024 | 前期 | 火5 | 文学部 | 小川 望、小林 謙一、近藤 暁子、西川 広平 | オガワ ノゾム、コバヤシ ケンイチ、コンドウ アキコ、ニシカワ コウヘイ | 3年次配当 | 3 |
科目ナンバー
QC-MG3-2313
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
博物館の実際の業務に関わる基礎的知識、修得するべき技術、資料を扱う上での心構えとマナーなどについて身につけるために、学芸員の業務内容について実務実習をおこなう。なお、実習は3名の教員がリレー方式でおこなう。
科目目的
博物館の実際の業務に関わる基礎的知識、修得するべき技術、資料を扱う上での心構えとマナーなどについて身につける。
到達目標
学芸員の業務内容について実務実習を通して一通り理解し、基本内容を習得する。
授業計画と内容
(1) 考古資料実習1 ガイダンス、土器洗浄・注記 班に分かれて実習(小林)
(2) 考古資料実習2 土器洗浄・注記 班に分かれて実習(小林)
(3) 考古資料実習3 土器の梱包・展示、土器の扱い、観察・記述・記録(小林)
(4) 考古資料実習4 考古資料の演示・展示・解説(小林)
(5) 歴史資料(彫刻等)実習1 彫刻等の構造と調査・取り扱い等(近藤)
(6) 歴史資料(彫刻等)実習2 彫刻等の梱包、展示作業等(近藤)
(7) 歴史資料(彫刻等)実習3 彫刻等の演示、解説等(近藤)
(8) 伝世資料(民具)実習 1 民具の見方と分類、資料カードの作成(小川)
(9) 伝世資料(民具)実習2 民具の資料化(実測図作成方法)(小川)
(10) 伝世資料(民具)実習3 民具の資料化(実測図作成の実際)(小川)
(11) 歴史資料(古文書等)実習1 古文書等の形態と分類(西川)
(12) 歴史資料(古文書等)実習2 古文書の取り扱いと資料整理(西川)
(13) 歴史資料(古文書等)実習3 巻子本・掛軸の取り扱い(西川)
(14) 歴史資料(古文書等)実習4 古文書等の演示、解説等(西川)
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
ガイダンス、見学実習、館園実習など、講義時間外の実習指導を単位時間に含む。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり2時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
平常点 | 100 | 出席は当然として、各担当者ごとによるアンサーレポート、小レポート、小テストなど、さらに見学実習、実務実習、館園実習の内容など、総合的に評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
担当者は、さまざまな博物館・美術館の博物館実務経験者である。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
実務経験そのものを実習として指導する。
テキスト・参考文献等
テキストは使用しない。参考書は授業中に必要に応じて紹介する。
その他特記事項
実習(実務実習)に真剣に取り組む意志をもつこと。なお、実物資料を扱う実習作業のため、服装については装飾のない作業しやすい格好で臨むこと。詳細は第1回の授業で説明する。