シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
生涯学習経営論(1) | 2024 | 前期 | 金2 | 文学部 | 丹間 康仁 | タンマ ヤスヒト | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
QC-LL2-3401
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
社会教育・生涯学習に関する基礎的な理解を踏まえて、連携・協働、ガバナンス、マネジメント等の経営論的な視点から、地域づくりにおける社会教育の意義や、学校と地域の関係構築のなかで生まれる社会教育の可能性について具体的な方法と戦略を学びます。
科目目的
社会教育主事養成科目として、生涯学習の基盤整備を経営的な視点から進めていく社会教育のあり方について実践的に理解を図る。
到達目標
・生涯学習・社会教育に関する基礎的な理論に基づき、市民の学習成果を地域課題解決や地域学校協働活動につなげていくための専門的な知識や技能を身に付ける。
・社会教育施設の具体的な事業や社会教育行政の具体的な施策について、学校教育や地域振興への視野を持ちながら実践的な知見を広げて、事業や施策の企画・立案能力を高める。
・社会教育の意義を関連領域に発信するプレゼンテーション能力を養い、社会教育機関と関連機関をつないでいくためのコーディネートの資質を培う。
授業計画と内容
第1回 講義 前期オリエンテーション:「生涯学習経営論」の目標と進め方
第2回 講義 社会教育施設の設置体系と職員体制
第3回 講義 地域における公民館・図書館・博物館のネットワーク
第4回 講義 公民館主事による地域のエンパワーメントと事業展開
第5回 講義 司書・学芸員による地域のエンパワーメントと事業展開
第6回 講義 前期中間まとめ:社会教育施設・職員に関するディスカッション
第7回 講義 地域における公民館の設置意義と運営戦略
第8回 講義 子どもたちにとっての公民館:居場所づくりと学校外教育
第9回 講義 地域における図書館の設置意義と運営戦略
第10回 講義 子どもたちにとっての図書館:子ども読書推進活動の展開
第11回 講義 地域における博物館の設置意義と運営戦略
第12回 講義 子どもたちにとっての博物館:地域博物館と博学連携の取組
第13回 講義 前期「生涯学習経営論」報告会:プレゼンテーション
第14回 講義 前期「生涯学習経営論」のまとめ:社会教育施設の経営戦略
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
事前・事後の学修として、各回授業で指示する次回までに調べておくべき課題について、専門誌の記事や国や自治体のホームページ等で情報収集をしてください。また、定時コマ以外の平日放課後や土休日等に社会教育の現場に参加する機会を設ける場合は、積極的に参加してください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
レポート | 40 | 論理性、妥当性、独創性、積極性の観点から評価する。 |
その他 | 60 | グループワークへの貢献20%、プレゼンテーション(個人発表)40%を内訳として評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは使用せず、授業プリントを配布します。参考文献は各回授業において紹介します。