シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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生涯学習支援論(1) | 2024 | 前期 | 火4 | 文学部 | 秦 範子 | ハタ ノリコ | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
QC-LL2-3403
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
前期は講義と文献購読を中心に生涯学習支援に関連する成人教育学や高齢者教育学の理論と生涯学習支援の実践事例から自治体、企業、NPOなどの役割について学びます。
科目目的
授業の到達目標:①生涯学習支援の概念を理解し、学習支援に関わる自治体・企業・NPOなどの役割について理解を深める。②現代的課題をテーマにしたワークショップを体験しファシリテーションについて学ぶ。
本授業は社会教育法に規定されている社会教育主事の基礎資格(主事補)の取得のための社会教育主事課程の科目に位置づけられています。また、2020年度より汎用資格としての付与される社会教育士の資格取得要件として本授業の単位認定が必要です。社会教育主事課程の詳細については以下を参照。
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/letters/guide/qual_course/social_edu/
到達目標
社会教育・生涯学習に関わる自治体・企業・NPOなどの役割が理解出来るようになる。
授業計画と内容
第1回 :ガイダンス
第2回 :生涯学習社会
第3回 :生涯学習支援とは
第4回 :自治体の社会教育計画
第5回 :生涯学習支援と自治体の役割
第6回 :生涯学習支援と企業・NPOの役割
第7回 :生涯学習支援の実践事例①子育て世代の自主グループ活動
第8回 :生涯学習支援の実践事例②生きづらさを抱える子ども・若者の学習支援
第9回 :生涯学習支援の実践事例③基礎教育と夜間中学の取り組み
第10回 :生涯学習支援の実践事例④高齢者の学習支援(市民大学・認知症カフェ)
第11回 :生涯学習の実践事例⑤障がい者の学習支援
第12回 :ワークショップの実施① (テーマは貧困・人権・ジェンダーなど現代的課題から選択)
第13回 :ワークショップの実施② (テーマは貧困・人権・ジェンダーなど現代的課題から選択)
第14回 :総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
1.授業内にグループまたは全員でディスカッションを行います。必ず指定した箇所を読んで出席すること。
2.毎週授業終了後にミニ・レポート(400字程度)を提出してもらいます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 生涯学習支援に関連する理論と基礎知識を理解した上で学習支援を担う自治体・企業・NPOなどの役割と課題を論じることが出来るかを評価する。 |
平常点 | 50 | 授業への参加(授業後の課題提出を含む)・貢献度(輪番で報告する)・受講態度を総合的に評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
立川市の社会教育事業「たちかわ市民交流大学」の企画運営委員を務め学識者として助言を行っている。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
第4回 「自治体の社会教育計画」、 第5回 「生涯学習支援と自治体の役割」、第6回「生涯学習支援と企業・NPOの役割」では企業・NPOの実務経験を踏まえ具体的な事例を取り上げて講義を行う。
テキスト・参考文献等
◎テキスト:高井正・中村香著『生涯学習支援のデザイン』玉川大学出版部、2019年(ISBN978-4-472-40587-7)2,400円(税別)
◎参考図書:
授業中に提示する。