シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フランス語科教育法1/フランス語科教育法Ⅰ | 2024 | 前期 | 金4 | 教職 | 浅谷 眞弓 | アサヤ マユミ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
QC-TC3-A231
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
教壇での授業実践の基礎・基本を習得することをめざす。春学期は、受講者自身の言語学習を振り返り、外国語教授法の歴史的変遷、4技能5領域(「聞くこと」「読むこと」「話すこと(やりとり)」「話すこと(発表)」「書くこと」の指導、教材研究等について、議論やワークショップ(ペアワーク・グループワーク等)を通して授業を進める。また、フランス語で書かれた参考文献を読み、授業実践に必要なフランス語の力も養う。
科目目的
この科目は、教職課程において各教科の指導法に位置付けられており、当該教科における教育目標、育成を目指す資質・能力を理解し、学習指導要領に示された当該教科の学習内容について背景となる学問領域と関連させて理解を深めるとともに、様々な学習指導理論を踏まえて具体的な授業場面を想定した授業設計を行う方法を身に付けることを目的とします。
到達目標
・フランス語教育に関する理論と実践を見据えながら、中学校および高等学校におけるフランス語の学習・指導に関する知識と授業指導の基礎を身に付ける。
・実践力のあるフランス語科教師をめざすために必要不可欠な語学力と背景知識を身につける。
授業計画と内容
(授業計画は、受講者の人数等によって変更する可能性があります。 )
第1回: これまでの言語学習を振り返る-自らの経験と問題提起-
第2回: 外国語教授法の変遷(1)文法訳読法
第3回: 外国語教授法の変遷(2)オーディオリンガルメソッド
第4回: 外国語教授法の変遷(3)コミュニカティブアプローチ他
第5回: 教材研究(1)日本国内で出版された教科書
第6回: 教材研究(2)フランス語圏で出版された教科書
第7回: 教材研究(3)教材分析の結果にもとづいたディスカッション
第8回: 聞くことの指導
第9回: 読むことの指導
第10回: 話すこと(やりとり・発表)の指導
第11回: 書くことの指導
第12回: 領域統合型の言語活動の指導
第13回: 学習者の特性・習熟度に応じた学習環境の構築-教材・ICTの活用-
第14回: 模擬授業の立案・実践・評価
定期試験
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
レポート | 50 | 資料の収集、まとめなどのレポートを行う。 |
平常点 | 50 | 授業計画を提出し、模擬授業を実際に行う。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末/その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
インターネットネット検索による資料収集、テレビ、ラジオ番組の視聴、その他の映像、音声資料の視聴。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】
・中学校学習指導要領解説 外国語編 (必読)
・高等学校学習指導要領解説 外国語編 (必読)
【参考書・参考資料等】
必要に応じて、プリントを配布する。
・當作靖彦・中野佳代子(2013) 『外国語学習のめやす 高等学校の中国語と韓国語教育からの提言』公益財団法人 国際文化フォーラム(TJF)
・吉島茂・Stephen Ryan(編)(2014)『外国語教育<5>一般教育における外国語教育の役割と課題』 朝日出版社
・田中幸子(1992) 『フランス語科教科教育法再考』 フランス語教育vol,20
・Heni Besse(1989) Méthodes et pratiques des manuels de langue, Didier crédif
・Janine Courtillon(2003), Elaborer un cours de FLE , Hachette