シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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中国語科教育法4/中国語科教育の指導法Ⅱ | 2024 | 後期 | 水1 | 教職 | 石村 広 | イシムラ ヒロシ | 4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
QC-TC3-A238
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
中国語授業を立案・実施し、自らの授業を振り返って改善につなげていくことができる実践的能力を養成する。秋学期は、言語習得の理論的側面を理解することからスタートし、学習者中心の学習環境づくり、年間の授業計画やカリキュラムのデザインについても発展的にとりあげる。将来、教壇に立つことを見据えて、教育実習で得たさまざまな経験を活かしながら、授業見学、教材開発、模擬授業の実施・考察を通じて、実践力に磨きをかける。
科目目的
この科目は、教職課程において各教科の指導法に位置付けられており、当該教科における教育目標、育成を目指す資質・能力を理解し、学習指導要領に示された当該教科の学習内容について背景となる学問領域と関連させて理解を深めるとともに、様々な学習指導理論を踏まえて具体的な授業場面を想定した授業設計を行う方法を身に付けることを目的とします。
到達目標
・中国語教育に関する理論や知識、教育実習での経験等を存分に活用しながら、学習到達目標及び年間指導計画・単元計画・各時限の指導計画を立てることが出来る。また自らの授業実践を省察し、よりよい授業へと改善することが出来る。
・外国語教育に関わる諸科学(言語習得、学習動機など)の知識を理解し、授業指導に活かすことが出来る。
授業計画と内容
(授業計画は受講人数によって変更する可能性がある)
第1回:言語習得研究(1)理論的基盤1
第2回:言語習得研究(2)理論的基盤2
第3回:学習者中心の学習環境とは
第4回:自律学習、協調学習
第5回:Hospitation(1)授業見学
第6回:Hospitation(2)授業分析とディスカッション
第7回:教材開発演習(1)学習目標とレベルに合った教材
第8回:教材開発演習(2)さまざまなメディアを用いた教材
第9回:試験問題の作成
第10回:カリキュラムのデザイン
第11回:模擬授業の立案と指導案等の作成
第12回:模擬授業の実践と講評(ケース1)
第13回:模擬授業の実践と講評(ケース2)
第14回:シラバスの作成
なお、実施形態によって、各回の内容を入れ替えることがあります。
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 課題設定に対してレポートを求めます。具体的方法については、授業中に講述します。 |
平常点 | 50 | 授業のたびに考察課題の記述を求めます。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
学生自身による音声ファイル・映像ファイル等の作成です。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
中等教育(中高)現場における教職経験
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
教育実習に向けての指導・助言
テキスト・参考文献等
【テキスト】
中学校学習指導要領解説 外国語編(必読)
高等学校学習指導要領解説 外国語編(必読)
その他必要に応じてプリント資料を用いる。
【参考書・参考資料等】
小川佳万・服部美奈編著『アジアの教員』(ジアース教育新社,2012年5月初版,東京)
當作靖彦・中野佳代子『外国語学習のめやす 中国語と韓国語教育からの提言』(朝日出版社,2014年初版、東京)
その他特記事項
本授業の履修を希望する者は、初回の授業に必ず出席すること。