シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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社会科・公民科教育法2/公民科教育法Ⅱ | 2024 | 後期 | 金1 | 教職 | 濵谷 佳奈 | ハマタニ カナ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
QC-TC3-A209
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
・講義を通して、社会科・公民科における多様な学習指導や情報機器の活用法、授業研究や評価問題の作成の方法を習得する。
・戦後のすぐれた社会科や公民科の教育実践や教育実習生の授業分析の検討を通して、社会科・公民科の授業づくりのポイントについての理解を深めるとともに、模擬授業を通して社会科の授業実践力の基礎を養う。
科目目的
この科目は、教職課程において各教科の指導法に位置付けられており、当該教科における教育目標、育成を目指す資質・能力を理解し、学習指導要領に示された当該教科の学習内容について背景となる学問領域と関連させて理解を深めるとともに、様々な学習指導理論を踏まえて具体的な授業場面を想定した授業設計を行う方法を身に付けることを目的とします。
到達目標
中学校社会科及び高等学校公民科における具体的な授業場面を想定した授業設計を行う方法を身に付けるとともに、模擬授業を通して社会科・公民科の授業実践力の基礎を養う。
授業計画と内容
第1回:オリエンテーション-自身の社会科授業観を問い直す
第2回:戦後の社会科授業実践から学ぶⅠ-中学校社会科の実践
第3回:戦後の社会科授業実践から学ぶⅡ-高等学校公民科の実践
第4回:教育実習生の授業分析と検討Ⅰ-社会科の授業(VTR)
第5回:教育実習生の授業分析と検討Ⅱ-公民科の授業(VTR)
第6回:模擬授業指導案の協働作成(グループで)
第7回:各グループによる模擬授業の実施・検討Ⅰ(社会科公民的分野)
第8回:各グループによる模擬授業の実施・検討Ⅱ(公民科現代社会)
第9回:各グループによる模擬授業の実施・検討Ⅲ(公民科公共)
第10回:各グループによる模擬授業の実施・検討Ⅳ(公民科政治・経済)
第11回:各グループによる模擬授業の実施・検討Ⅴ(公民科倫理)
第12回:社会科・公民科における情報機器の活用
第13回:社会科・公民科の評価問題の作成
第14回:まとめ-21世紀に求められる資質・能力と社会科・公民科授業
期末課題(学習指導案の作成)
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
教材研究・指導案作成などを、授業時間外に行う。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 30 | 講義の内容を理解した上で、公民教育について掲げられた課題に対して適切に説明できるかを評価する。 |
平常点 | 30 | 授業への参加、課題の提出等の状況について評価する。 |
その他 | 40 | 学習指導案と模擬授業を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
・すべての課題の評価を合計して60点以上が合格となります。ただし、「レポート」「平常点」「その他」の項目で、いずれか1つでも0点があった場合は、不合格になります。欠席回数が4回以上の場合は平常点が0点になります。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
日本公民教育学会編(2019)『新版テキストブック公民教育』第一学習社
文部科学省(2019)『高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 社会編』東京書籍