シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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国語学特殊研究A | 2025 | 前期 | 月6 | 文学研究科博士課程後期課程 | 藤原 浩史 | フジワラ ヒロフミ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-JA6-101L
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
日本語の概要について講じ,語彙・文法システムについて実例にもとづき解説する。
日本語資料を解読し,研究発表を行い,論文を作成する。
科目目的
文献解読技術を習得し,日本語の研究方法を総合的に演習する。
到達目標
研究発表、論文作成によって、学会発表,博士論文の準備的研究を行う。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス
第2回 テキスト論
第3回 情報と言語
第4回 解釈の情報学
第5回 情報の再構築
第6回 概念の形成
第7回 論理の構成
第8回 解釈の妥当性
第9回 事例研究1-1 研究発表
第10回 事例研究1-2 討議
第11回 事例研究2-1 研究発表
第12回 事例研究2-2 討議
第13回 事例研究3-1 研究発表
第14回 事例研究3-2 討議
発表スケジュールは受講者数に応じて調整する。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
語釈・文法解析のためのデータ収集作業を必須とする。
特に,コーパスからのデータベース作成を要求する(これを材料として解釈作業を行う)。
また,語彙・文法に関する論文検索・研究評価を必要とする。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | テキスト解釈または語彙・文法研究の論文。 新奇性と完成度を重視する。 |
平常点 | 50 | 課題に基づく研究発表と,その討論の状況による。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
国語科教員。
国立国語研究所国語辞典編集室研究員。
国語辞典・古語辞典執筆。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
意味記述の方法論、文法事項の教育法、文章の解読方法を実践的に教授する。
テキスト・参考文献等
共通テキストとして,『枕草子』をとりあげる。
渡辺実『枕草子』(岩波書店・新日本古典文学大系)など,三巻本系テキストを用意すること。