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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:債権各論

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
債権各論 2025 秋学期複数 他 法学部 原田 剛 ハラダ ツヨシ 2年次配当 4

科目ナンバー

JU-CI2-006L

履修条件・関連科目等

本科目以外の財産法の科目(総則、物権、債権総論)を履修しているか、または並行して履修していることが望まれます。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

授業では、契約各論も法定債権もテキストに沿って行います。テキストで述べられている点を確認し、さらに応用、発展的な内容に触れていきます。毎回、以下に述べる授業計画に沿って、レジュメを配布し、それに従って進めていきます。なお、適当な時期にレポート課題を出し、その提出と内容の評価を平常点としての評価とします。

科目目的

 本科目では債権各論の分野のうち、契約各論と法定債権について学習します。
 契約各論では、契約法の内容について学習することを目的とします。2017年改正され2020年4月1日から施行されている改正民法の内容が主要なものです。
 法定債権では、不法行為法を主とし、不当利得、事務管理の内容について学習することを目的とします。
 どちらも、受講者に基本的な制度と条文解釈及び基本判例を理解し基礎的知識を習得し、法解釈の基礎力の養成を図ることを到達目標とします。

到達目標

履修者である学生の皆さんが、①債権各論において規律されている制度の内容、これらに関する判例法理、および、2017年の改正民法の改正内容、を理解し、②これらの理解を前提としその知識を具体的な事案や問題に適用して解決する技能を修得できることを到達目標としています。

授業計画と内容

(契約法
1 (面接授業)ガイダンス・債権法と債権各論
2 (遠隔授業)契約法総論、契約の意義、種類
3 (面接授業)契約の成立
4 (遠隔授業)契約の効力
5 (面接授業)契約の解除、契約法総論全体のまとめと判例研究
6 (遠隔授業)売買の意義、手付
7 (面接授業)売買の効力
8 (遠隔授業) 売主の契約不適合責任、売買のまとめと応用
9 (面接授業)貸借型総論、消費貸借、使用貸借
10 (遠隔授業)賃貸借(1) 意義、 賃貸借の存続期間、賃貸人・賃借人の権利義務
11 (面接授業)賃貸借(2) 他人物賃貸借、敷金、終了
12 (遠隔授業)賃貸借(3) 賃借権の譲渡・転貸、賃貸借全体のまとめと判例研究
13 (面接授業)役務提供型総論、請負、請負の判例研究
14 (遠隔授業)委任、寄託、組合、和解、終身定期金、

(法定債権)
1 (面接授業)法定債権総論、不法行為法総論
2 (遠隔授業)一般不法行為の成立要件(1) 故意、過失
3 (面接授業)一般不法行為の成立要件(2) 権利侵害から違法性
4 (遠隔授業)一般不法行為の成立要件(3) 損害の発生
5 (面接授業)一般不法行為の成立要件(4) 因果関係、要件論のまとめと応用(1)
6 (遠隔授業)不法行為の成立を否定する事由(免責事由)、要件論のまとめと応用(2)
7 (面接授業)不法行為の効果(前半)主体、金銭的評価
8 (遠隔授業)不法行為の効果(後半)過失相殺、損害賠償請求権の法的性質
9 (面接授業)使用者責任、注文者・請負人の責任、不法行為の効果のまとめ
10 (遠隔授業)土地工作物責任等
11 (面接授業)共同不法行為、使用者責任と共同不法行為の競合(応用問題)
12 (遠隔授業)不当利得(1)類型論に基づく給付利得、侵害利得
13 (面接授業)不当利得(2)金銭の詐取による弁済、転用物訴権、不当利得のまとめ
14 (遠隔授業)事務管理

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 70 記述式の問題を2問出題し、各35点、合計70点とします。
レポート 30 提出を20%、内容の最大を10%で評価します。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

以下のテキストを使用します。
原田剛『債権各論講義』(2021年、成文堂)

参考文献
筒井健夫=松村秀樹『一問一答民法(債権関係)改正』(2018年、商事法務)

その他の参考文献については、授業の始めに、また授業中にて適時お知らせします。

毎回テキストの該当箇所を指示し、レジュメに沿って授業を行います。
レジュメは、事前(月曜日の授業では日曜日、水曜日の授業は火曜日)にmanabaにアップしますので、各自manabaからダウンロードし、授業に持参して下さい。

その他特記事項

参考URL

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