シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| アカウンティング入門 | 2026 | 春学期複数 | 月4,木2 | 商学部 | 潮 清孝、大沼 宏 | ウシオ スミタカ、オオヌマ ヒロシ | 1年次配当 | 4 |
科目ナンバー
CM-AU1-02XL
履修条件・関連科目等
Web登録科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
会計(accounting)は主に企業活動の記録・報告と、その分析・活用を取り扱う領域です。将来、みなさんがビジネスとの関わりを持つようになると、就職先の決定から企業の経営戦略の決定など様々な場面で意思決定が求められます。そして、適切な判断を行うにあたり、企業の経営状態を正確に把握・分析し活用するために会計の知識が必要です。そこで、この科目では会計の必要性と基本的な活用方法を中心に学習します。
この授業は28回を財務会計分野14回(月曜日)と経理実務・管理会計分野14回(木曜日)に分け、それぞれ専門の教員が担当します。
財務会計では主に株主・債権者・取引先といった企業外部者が企業への投資意思決定や契約条件の設定等を行うための会計を取り扱います。また、経理実務・管理会計では主に企業内での経理実務や、経営者・部門責任者といった企業内部者が企業の経営意思決定や部門の業績管理を行うための会計を取り扱います。
科目目的
商学部スタンダード科目の1つとして、所属学科に関係なく商学部の学生が身につけておくべき会計学に関する基本的な考え方や手法の習得を目的としています。
到達目標
各分野別専門科目の学習時や卒業後に、企業の会計情報を利用するにあたって最低限必要となる基本的な会計用語・分析方法・活用方法の習得を目標としています。具体的には、収益・費用・利益といった会計の基本用語や会計の仕組みの理解(共通)、財務諸表の開示制度・種類や財務諸表を利用した基本的な分析方法等の習得(財務会計分野)、企業での経理実務や企業内部における会計情報を用いた基本的な業績管理や意思決定手法等の習得(経理実務・管理会計分野)を目標としています。
授業計画と内容
<財務会計>
第1セクション:財務会計の基礎
1. 会計の役割と体系(ガイダンス)
2. 企業経営と財務会計との関係(財務諸表の必要性)
3. 財務諸表の外部報告制度
第2セクション:貸借対照表の概念と分析
4. 貸借対照表の基本概念と分析
5. 貸借対照表のケーススタディ
第3セクション:損益計算書の概念と分析
6. 損益計算書の基本概念と分析
7. 損益計算書のケーススタディ
8. 損益計算と収支計算
9. 損益計算書と貸借対照表を組み合わせた分析
第4セクション:キャッシュ・フロー計算書の概念と資金分析
10. キャッシュ・フロー計算書の基本概念と分析
11. 財務諸表と資金サイクル
第5セクション:応用論点
12. グループ経営の会計
13. IFRS(国際財務報告基準)の基礎
14.全体の総復習
(この授業で取り上げるべきニュース等があれば、14回目の内容を変更します。)
<経理実務・管理会計>
第1セクション:企業経営と会計(事例企業の会計的分析)
1. 職業会計人の種類、意義、役割(ガイダンス)
2. 事例企業の概要
3. 事例企業の管理会計的分析:経営の全体像をつかむ(BS、PL、CF計算書など)
4. 事例企業の管理会計的分析:戦略的投資(EBITDA、配当性向、総還元性向など)
5. 第1セクションまとめ(経理実務に関するゲストスピーカーを呼ぶ場合があります)
第2セクション:グローバル企業における経理実務
6. 経理人材に求められる能力
7. 経理実務の基礎
8. 事業経理の役割
9. グループ経営と会計
10. 税務の重要性
第3セクション:具体的経理業務
11. オペレーション、事業経理
12. 連結分析、税務業務
13. グローバルな経理人材を目指して
14. 全体の総まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
予習・復習にあたっては、指定された教科書および配付する授業資料に必ず目を通した上で、関連するニュース等も適宜参照してください。また、会計科目は各回の授業内容や専門用語を理解しておかないと次の授業を理解できなくなり、期末試験前にまとめて復習してもまったく身につきません。そこで、特に毎回行うmanaba小テストに解答するとともに、正解公表後に授業内容全体の復習を行ってください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 期末試験(到達度確認) | 50 | 授業全体の用語、概念、分析手法、会計制度等を理解しているかにより評価します。 |
| 平常点 | 50 | 原則として各授業においてmanaba上で実施する小テストにより評価します。各授業で扱った用語、概念、分析手法、会計制度等を理解しているかを評価します。解答公表時に解説も記載します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
財務会計分野と管理会計分野でそれぞれ50%の割合とし、財務会計分野で平常点(小テスト)25%と期末試験25%、同じく経理実務・管理会計分野で平常点(小テスト)25%と期末試験25%の割合で評価します。同じセメスターで開講される月3木1クラスと月4木2クラスでは同一基準で評価します。期末試験は両分野をまとめて1回で実施します。
詳細は初回授業で説明します。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
毎授業で実施する小テストについて、正解公表時に解説も示します。また、誤りが多い設問があった場合には、授業中またはmanaba上で追加のフィードバックを行います。
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
潮(経理実務・管理会計担当):2005年4月~2007年7月、ソニー株式会社(現ソニーグループ株式会社)(決算、税務業務)
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
潮(経理実務・管理会計担当):経理実務(決算、税務業務)に関わった経験を踏まえたうえで、企業における経理実務および企業経営についての会計的な分析およびそれらの学術的な意義について講義します。
テキスト・参考文献等
<経理実務・管理会計分野>
以下の教科書を使用します。予習および毎回の授業で持参・利用することを勧めます。
・潮清孝、林尚史、妹尾剛好『ソニーの経理パーソンになる』、中央経済社2025年
<財務会計分野>
授業においてテキストは使用しません。授業で使用するレジュメは初回授業からmanaba経由で各自ダウンロード・印刷し、授業に用意してください。
参考文献については初回授業もしくは適宜紹介します。
その他特記事項
ソフトウェアについては、Microsoftワード、パワーポイント、エクセル以外は使用しない予定です。