シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ドイツ語BⅠ | 2024 | 前期 | 火5 | 理工学部 | 石山 晃一 | イシヤマ コウイチ | 1年次配当 | 1 |
科目ナンバー
SE-GE1-FZ03
履修条件・関連科目等
このドイツ語B1文法を履修する学生は、会話と読解力を学ぶドイツ語A1も合わせて履修すること。
授業で使用する言語
日本語/英語/ドイツ語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
ドイツ語A1で学ぶ簡単な日常会話文から初めてその背後にある文法構造へ。また逆に文法から初めて、まとまった文章へと螺旋的に階段を登りながら後期にも繋がる体系的なドイツ語初級のクラスを目指す。
科目目的
幾つか選択肢のある第二外国語の中から「ドイツ語」を選んでくれた君たち学生諸君にまずは感謝したい。
ドイツ語はドイツだけでなく、スイス、オーストリアも含めてヨーロッパの中央に位置する3カ国で使われている幅の広い言語である。それゆえ、このドイツ語のクラスを通して、君たちの視野がドイツだけにとどまらず、ヨーロッパ全体へと広く開かれてゆくことを願っている。したがって、このクラスはただ単にドイツ語を学習するのではなく「ヨーロッパとは何か」という高い視点を常に念頭において展開すると思っておいてもらいたい。そのために、画像や地図を随時manabaにアップしてゆく。
授業は文法を集中して学んでゆく。あまり堅苦しくなると変に疲れて頭が回らなくなってしまうこともあるのでリラックス、リラックス。まずは「こんにちは!」とか「ありがとう!」といった挨拶から気持ち良く始める予定。
でもそれよりも大切なのは、全く初めて見聞きする言語が相手になるのだから、まずはその相手に「慣れる」ことではないだろうか。そのためにテキストとは別に毎回プリントを用意してできるだけ数多く練習問題をこなしてもらう。そうすけば、自然と慣れてゆくのではと思う。発音から学び、挨拶、日常会話、文法解説・・・。オーソドックスな方法になるが、簡単なテキストが読めるようになるまで、ドイツ語に見慣れ、聞き慣れてゆこう。
到達目標
文法は、読む・聞く・話す・書くといったどのアングルからもすべての基礎となる。このクラスではそのドイツ語の文法を初歩から学び、実際に使いこなせるようになることを目指す。まずは動詞の現在人称変化。それから徐々にポイントが移動しキーポイントになる「名詞の性・格」にまで到達。ここを難なくクリアできれば前期の目標地点の前置詞まではそう遠くない。
後期はテーマが名詞から動詞へとシフトしてゆく。
授業計画と内容
第1回 Lektion1 アルファベットと発音
第2回 Lektion2 人称代名詞と動詞の現在人称変化
第3回 Lektion2 seinとhaben Ich bin Japaner.
第4回 Letkion3 名詞の性と格 「きみは男の子?それとも女の子?」
第5回 Letkion3 定冠詞と不定冠詞の格変化、複数形 「わたしはママを愛してます!」
第6回 Lektion4 定冠詞類
第7回 Lektion4 不定冠詞類、nichtの位置 「その男はある女性を愛してる」
第8回 Lektion5 所有冠詞 「わたしは我が子を愛してます」
第9回 Lektion5 3格と4格の語順、非人称のes
第10回 Lektion6 不規則動詞(fahren型、sprechen型、sehen型)
第11回 Lektion6 その他の重要な不規則動詞、命令形
第12回 Lektion7 3格支配の前置詞、4格支配の前置詞 「わが子と一緒に遊ぶ」
第13回 Lektion7 3・4格支配の前置詞 、定冠詞と前置詞の融合形、前置詞とセットで使われる動詞
第14回 到達度確認これまでの学習のまとめ(動詞の現在人称変化、名詞の性・数・格、冠詞類、前置詞を中心に)
授業の進捗状況により、スケジュール等は適宜変更されることがあります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
ドイツ語が分かる、分からないというよりも、まずその前に見慣れ、また聴き慣れることが大切。したがって予習よりもむしろ復習に時間を割いてもらいたい。口の中で馴れるまで音読し発音練習を繰り返すこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 70 | 中間テストは実施しないので、評価は期末の総合的なテストによって判断する。 |
平常点 | 30 | 出席率は言うまでもないが、質疑応答の積極性で判断。 |
成績評価の方法・基準(備考)
評価の前提基準:出席率が70%に満たない者、課題を提出しない者は、E評価とする。・単位取得には、全14回の授業のうち10回以上の出席が必要である。
・期末テストの比率は、授業の進度に応じて適宜変更し、教室でアナウンスする。
・独検4級合格者には10点、3級合格者には15点を期末テストの点数に加算し、不合格の場合でも、得点の10パーセントを加算する。ただし、5級は対象外とする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
対面式授業なので、manabaはあまり開かない。疑問点などは
遠慮せずクラスで。
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:
1:小野寿美子
2:ブーメラン・エルエー
3:朝日出版社 2024年度
4:ISBN 9784255253800
その他特記事項
メールアドレス:ravenna@r03.itscom.net