シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ベーシック演習Ⅱ | 2026 | 秋学期 | 金4 | 商学部 | 福西 由実子 | フクニシ ユミコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-AD1-02XS
履修条件・関連科目等
1年次配当の事前登録科目です。詳細はベーシック演習要項で確認してください。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
〔テーマ〕
「食」から学ぶ現代社会ーーSDGs、資本主義、グローバリゼーション
「食」――食べもの、そして食べるという行為――は、土地の気候や地理、宗教、文化、政治、経済など、さまざまな要素と密接に結びついています。本演習では、「食」を切り口として、その歴史的・文化的背景をたどりながら、SDGs、資本主義、グローバリゼーションといった現代社会の諸問題について多角的に考察します。
春学期は、受講生各自の「出身地にまつわる食体験」を題材とした個人発表を行い、身近な経験を社会的・文化的文脈の中で捉え直します。その後、テキスト(『世界の食卓から社会が見える』)の輪読を通じて、食と社会の関係について理解を深めます。また、中央大学図書館での講習およびツアーを実施し、大学での学修や調査に必要な基礎的スキルを身につけます。春学期末には、現代日本の食文化を対象とした日帰り見学調査を行います。
秋学期は、『フィッシュ・アンド・チップスの歴史』をテキストとして輪読し、特定の食文化をより深く掘り下げて考察します。その後、1970年代以降の日本内外の食文化を対象としたグループ発表を行います。加えて、秋学期中に一度、日帰り見学調査または調理実習を実施し、食文化を「現場」および「実践」を通して理解します。輪読、発表、実地的学修を通じて、現代社会における「食」の意味について考察を深めるとともに、ディスカッション能力の向上を目指します。あわせて、秋学期中の授業一回分を用いて、関連分野の専門家をゲストスピーカーとして招き、講義を行う予定です。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の「商学部スタンダード科目」として位置づけされています。この科目は、人文・自然・社会科学の幅広い分野にわたって設定された多様なテーマについて、討論・発表等を通じて大学生にふさわしい学修技法と研究のための基礎的能力を養うことを目的としています。
比較的平易な文章で書かれたテキストを用いながら、問題意識を持って現代の「食」について考察し、社会的事象を多角的に捉える姿勢を身につけることを目指します。
到達目標
・「食」に関連する社会的・歴史的問題を、具体例をもとに批判的に考察できるようになる。
・自分の考えを整理し、他者にわかりやすく伝えるプレゼンテーション能力を身につける。
・PowerPoint・Word等を用いて、調査内容を適切にまとめた資料を作成できるようになる。
授業計画と内容
以下の順序で進める予定ですが、受講者の人数や実施条件等により、内容を変更することがあります。
(春学期)
第1回 オリエンテーション(教員紹介、受講生自己紹介、春学期の授業の進め方の説明)
第2回 図書館講習・ツアー
第3回 食体験についての個人発表(1)ー北海道、東北、関東、中部
第4回 食体験についての個人発表(2)ー近畿、四国、九州、沖縄、国外
第5回 『世界の食卓から社会が見える』輪読(1):食と政治
第6回 輪読(2):食と宗教
第7回 輪読(3):食と地球環境
第8回 輪読(4):食の創造性
第9回 輪読(5):食料生産
第10回 輪読(6):伝統食と課題
第11回 輪読(7):食と気候
第12回 輪読(8):食と民族
第13回 実地的学修(日帰り見学調査)
第14回 実地的学修の振り返り(グループ発表・ディスカッション)
(秋学期)(※『フィッシュ・アンド・チップスの歴史』を輪読する場合)
第1回 オリエンテーション(秋学期の授業の進め方の説明、春学期との接続確認)
第2回 ゲストスピーカーによる講義
第3回 『フィッシュ・アンド・チップスの歴史』輪読(1):起源
第4回 輪読(2):発展
第5回 輪読(3):イギリスらしさ
第6回 輪読(4):エスニシティ
第7回 輪読(5):フィッシュ・アンド・チップスの意味
第8回 実地的学修の事前準備(観察視点・役割分担の確認)
第9回 実地的学修(日帰り見学調査または調理実習)
第10回 実地的学修の振り返り(グループ発表・ディスカッション)
第11回 グループ発表(1)ー1970-1980年代
第12回 グループ発表(2)ー1990-2000年代
第13回 グループ発表(3)ー2010-2020年代
第14回 全体討論「1970年代以降の食文化の変化をどう捉えるか」、全体のまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・授業内で扱った内容について、復習および発表準備を行うこと。
・プレゼンテーションを行った回については、授業終了後に発表資料をmanabaに提出すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 平常点 | 50 | 司会・発表の聞き手として積極的に授業に参加し、ディスカッションに貢献できているか。 |
| その他 | 50 | 個人発表(25%)、グループ発表(25%)を通じて、調査内容や考察をわかりやすく伝えられているか。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
実地的学修
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
〔テキスト〕
以下の書籍を、必ず中央大学生協等で各自が購入しておくこと。
(春学期)
岡根谷実里『世界の食卓から社会が見える』(大和書房、2023年)
(秋学期)
パニコス・コナイー『フィッシュ・アンド・チップスの歴史:英国の食と移民』栢木清吾訳(創元社、 2020年)
その他特記事項
・必要に応じて、学外施設を利用した日帰り見学調査または調理実習を行うことがあります。
〔募集人数〕
18名
〔ソフトウェアの利用〕
ソフトウェアの利用なし