シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本古代史特殊研究B | 2025 | 前期 | 木5 | 文学研究科博士課程後期課程 | 佐々木 憲一 | ササキ ケンイチ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-JH6-102L
履修条件・関連科目等
履修条件は、日本史専攻の大学院博士前期(修士)課程修了の水準に達していること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
今日の日本考古学の方法論や理論的枠組みを理解するには、学史を繙くことが有効である。特に外国の考古学史を理解することで、日本考古学の強みや弱点もわかってくる。この授業では、ヨーロッパ、北アメリカ、そして1945年以前の日本考古学の歴史を学ぶ。
科目目的
ヨーロッパ、北アメリカ、日本の考古学の学問的・理論的枠組みはどのように発展してきたのかを理解し、現在の日本考古学を客観化する姿勢を養うことを目的とする。
到達目標
海外の考古学の学問的背景、理論的枠組みが日本と異なることを評価できるようになり、また現代の日本考古学を客観的に位置づけられるようになることが期待される。
授業計画と内容
第1回 ヨーロッパ考古学史:古物趣味
第2回 ヨーロッパ考古学史:学問的考古学の誕生
第3回 ヨーロッパ考古学史:文化史的考古学
第4回 ヨーロッパ考古学史:機能主義
第5回 ヨーロッパ考古学史:ゴードン・チャイルドの考古学
第6回 北アメリカ考古学史:19世紀
第7回 北アメリカ考古学史:エドワード・モースとその周辺
第8回 北アメリカ考古学史:20世紀前半
第9回 北アメリカ考古学史:プロセス考古学
第10回 イギリスのポスト・プロセス考古学
第11回 日本考古学史:江戸時代
第12回 日本考古学史:明治時代(19世紀)
第13回 日本考古学史:明治後期~大正時代
第14回 日本考古学史:戦前
※履修者の理解度や議論の進展に応じて、計画を変更する場合がある。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 毎回の議論・質問を高く評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業ではテキストを使用せずに、レジュメなどの配布資料で代替する。