シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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生涯スポーツ科学 | 2024 | 前期 | 木3 | 理工学部 | 八木 茂典 | ヤギ シゲノリ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-HS2-PZ05
履修条件・関連科目等
教職の免許状を取得するためには、次のア、イ科目の単位を修得しなければなりません。
ア 実技科目「体育実技1」または「体育実技2」から1科目
イ 講義科目「スポーツ科学」または「生涯スポーツ科学」から1科目
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
「生涯スポーツ科学」は、スポーツ医科学、スポーツビジネス、スポーツ文化学、スポーツコーチング、健康スポーツなどから成ります。
本科目では、スポーツ医科学について、主なスポーツ外傷・障害を学修します。
科目目的
本科目は、学生が学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)で示す卒業するにあたって備えるべき知識・能力・態度のうち、主にコミュニケーション力、多様性創発力を修得することを目的としています。
到達目標
この科目では、以下を到達目標とします。
・説明の仕方を工夫しながらわかりやすく伝え、参加者の理解を得ることができる。
・年齢、性別などの多様性を理解し、複数人の協働により成果を得ることができる。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション
第2回 足関節捻挫
第3回 シンスプリント、脛骨疲労骨折、ジョーンズ骨折
第4回 アキレス腱断裂、アキレス腱付着部症、足底腱膜炎、
第5回 膝前十字靱帯損傷、膝内側側副靱帯損傷、半月板損傷
第6回 ジャンパー膝、オスグッド病、分裂膝蓋骨
第7回 ランナー膝(腸脛靱帯炎)、鵞足炎
第8回 グローインペイン症候群、ハムストリング肉離れ
第9回 投球障害肩(腱板断裂、SLAP損傷、インピンジメント症候群)
第10回 肩関節脱臼、水泳肩
第11回 野球肘、テニス肘、TFCC損傷、突き指
第12回 腰痛症、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎分離症
第13回 女性の三主徴、高齢者の変形性膝関節症
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
1. 初回授業において、30疾患の中から、各自担当する疾患を決定します。
2. 担当となった部分について、情報収集、プレゼンテーションしていただきます。
3. 教員が、補足・解説・実習を行います。
4. プレゼンテーション資料を追加・修正していただきます。資料は受講者で共有します。
5. 共有したプレゼンテーション資料は、期末試験で持ち込み可能です
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | manabaの小テスト機能を用います。授業で扱った全疾患について1題以上出題します。資料の持ち込みを許可します。 |
平常点 | 50 | 担当となった疾患について情報収集し、参加者の理解を得るようなプレゼンテーション(①疫学、②病態、③診断、④治療)をしてください。 |
成績評価の方法・基準(備考)
ルーブリックを用いた成績評価をします。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaを使用します。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
医学博士、理学療法士、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
医療とスポーツ現場で有益であった情報を、講義と実習を関連づけて授業します。
テキスト・参考文献等
参考文献
①宗田大 ②復帰をめざすスポーツ整形外科 ③メジカルビュー、2011年