シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ライフセービング | 2024 | 夏季集中 | 他 | 理工学部 | 小峯 力、石川 仁憲 | コミネ ツトム、イシカワ トシノリ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-OY2-PZ07
履修条件・関連科目等
キャンパスでは経験できない非日常(大海原)の講義を望んでいるならば、それに応えるプログラム展開となっている。泳げなければならないという条件はありません。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
WHO報告より「二分間に1人」、世界のどこかで水の事故により尊い生命が失われているという。我が日本にも溺水事故は不慮の事故として扱われ、その事故者数は常に上位を占めている。この受け入れがたい事実を減少させるために国際ライフセービング連盟(124カ国加盟)が設立され、諸外国ではライフセーバーが公務員として雇用されている。その視点から「生命・健康・安全」をキーワードとして、大自然のなかで、アウトドア・フィットネス(環境も含む)というライフスタイルを創造・展開していく。
科目目的
本科目は、学生が学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)で示す卒業するにあたって備えるべき知識・能力・態度のうち、主にコミュニケーション力、組織的行動能力、多様性創発力を修得することを目的としています。
到達目標
自然の中で、自身の危険回避能力を身につけ、自他の救助能力を高める。これらの理論と実践を通じて安全思想を高め、自然と生命についての畏敬を深め、アウトドア・フィットネスというライフスタイルを創造していくことにある。
1)自然の中で、自他の危険回避能力を身につける。
2)理論と実践を通じて安全思想を高め、自然と生命についての畏敬を深める。
3)アウトドア・フィットネスというライフスタイルを感じる。
授業計画と内容
1)ライフセービング概論Ⅰ(病院前救命救急)
2)ライフセービング概論Ⅱ(ウォーターセーフティ)
3)アウトドア・フィットネス
4)ヨガ
5)海洋スポーツⅠ(オープンウォータースイム)
6)海洋スポーツⅡ(スタンドアップバトル)
7)海洋スポーツⅢ(水球)
8)サーフ・レスキューⅠ(レスキュースイム)
9)サーフ・レスキューⅡ(レスキューチューブ)
10)サーフ・レスキューⅢ(レスキューボード)
11)救急法Ⅰ(止血)
12)救急法Ⅱ(窒息解除)
13)救急法Ⅲ(CPR&AED)
14)まとめ
費用:9,270円
内訳:宿泊費8,000円(3食付き)
保険料500円
教材費770円
※2023年度実績
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
準備教育の内容をよく理解した上で望むこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
レポート | 30 | 実習後のレポート課題 |
平常点 | 70 | 授業参加への積極性 |
成績評価の方法・基準(備考)
ルーブリックを用いた成績評価を行います。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
日本およびオーストラリアにおけるライフセービング活動
日本ライフセービング協会の設立
救助方法の普及活動
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
ライフセービングを実践してきた立場から、有事への対応およびリスク回避についてを伝える。
テキスト・参考文献等
日本ライフセービング協会(編):「心肺蘇生法教本」大修館書店 2016年発行 0+税
日本ライフセービング協会(編)「サーフライフセービング教本」大修館書店2018年発行 ,800+税
その他特記事項
2023年度の参加費は掲示やCplusでお知らせします(参加人数が確定次第のお知らせとなります)。
なお、履修確定後にキャンセルを申し出た場合、参加費の一部の負担をしていただくことがあります。
健康診断・心臓メディカルチェックを必ず受診すること。
準備教育に必ず出席すること。
紫外線による日焼けの予防と対策。