シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 生活のための金融 | 2026 | 秋学期 | 月4,木2 | 商学部 | 藤木 裕 | フジキ ヒロシ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-FN1-05XL
履修条件・関連科目等
Web登録科目です。
経営・会計・国際マーケティング学科の学生は金融学科科目の履修経験にかかわらず履修可能です。
金融学科の1年生はマネー&ファイナンス入門履修後に履修することが望ましいです。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
お金の知識は、投資家や専門家だけのものではありません。電子マネー、クレジットカード、アルバイトの給料管理、奨学金の返済など、大学生活を始めた皆さんも、すでに日々の暮らしの中でお金に関わっています。「生活のための金融」では、将来のライフプランの作成から、日常で役立つ家計管理、資産形成や保険の基礎知識、金融トラブルへの対処法までを学びます。難しい理論を詰め込むのではなく、身近な事例や演習を通して、実生活にすぐ役立つ金融知識を身につけ、商学部生の皆さんが安心して豊かな生活を送れるようになることを目指します。
科目目的
この科目の目的は、大学生活から社会人生活にかけて、安心して生活するための金融知識を身につけることです。
アルバイト代や奨学金、スマホ決済やクレジットカードなど身近なお金のやり取りを正しく理解し、将来のライフイベント(就職・結婚・住宅購入・老後など)に備える方法を考えます。また、SNSやアプリを通じた詐欺や無理な勧誘から身を守る力、NISAやiDeCoといった制度を理解して活用する力を養い、「お金の不安に振り回されない生活」を目指します。資産運用を押し付ける授業ではなく、自分にとって必要かどうかを判断できる力を育てます。
人生では、お金を使いたい時期と稼げる時期が一致しないことが多く、老後には特に備えが必要です。公的年金や企業年金だけでは備えが十分でない場合もあり、社会に出た直後から資産形成の知識が求められます。金融論では「時間を味方につけて、こつこつと長期に分散投資すること」が有効な資産形成法だとされ、NISAやiDeCoはその取り組みを支援する制度です。若いうちから小さく始めることで、将来の生活を支える力になります。この科目では、シミュレーションよる演習を通じて資産運用の仕組みを体験してもらいます。
この科目は、カリキュラム上の商学部金融学科1年次選択必修科目として位置付けられています。この科目での学習を通じて、商学部生が大学生活から社会人生活にかけて、「安心して生活するための金融知識」を身につけることが目的です。金融学科の1年生は前期にスタンダード科目「マネー&ファイナンス入門」で得た理論的な知識を実践するために、当科目を1年生後期に受講することを推奨します。
到達目標
この科目では、受講生が「お金の不安に振り回されない生活」を送る準備ができるようになることを目標とします。具体的には、次の力を身につけます。
家計管理の力
お金を使う時期と稼げる時期が一致しないことを理解し、将来に備えて計画的にお金を扱えるようになる。
生活設計の力
就職・結婚・住宅購入・老後など人生のイベントを見据えて、現役のうちから将来の生活プランを考えられるようになる。
資産形成を判断する力
銀行預金や保険に加えて、株式や投資信託による資産形成という選択肢があることを理解し、自分にとって資産形成が必要かどうかを判断できるようになる。
見極める力
「必ず儲かる!」といった怪しい商品を見抜き、信頼できる情報や専門家の知見を活用できるようになる。
授業計画と内容
各回の授業計画は以下の通りです。一部の回では外部講師による講義を予定しています。外部講師の都合により、授業順序が変更となる場合があります。
第一部 家計管理
第1回 「大学生とお金」──なぜ金融知識が必要なのか
第2回 「お金の流れをつかもう」──家計管理の基本ルール
第二部 生活設計
第3回 「未来を描こう」──ライフイベントを書き出す
第4回 「夢をかなえる計画」──ライフプランに沿った資金準備
第三部 資産形成とお金の活用
第5回 「カード社会を生きる」──クレジットカード・後払いの仕組み
第6回 「マイホームの現実」──住宅ローンを学ぶ
第7回 「投資の第一歩」──投資信託と分散投資
第8回 「NISAってなに?」──大学生にもできる資産形成
第9回 「自分できめる老後の備えの第一歩」──企業型DCとiDeCo
第四部 リスクとトラブルへの備え
第10回 「もしも長生きしたときの安心プラン」──生命保険と公的年金
第11回 「もしも事故にあったときの備え」──損害保険
第12回 「だまされない力」──金融詐欺にあわないために
第五部 まとめ
第13回 「もう一度未来を描こう」──ライフプランの再検討
第14回 「お金に振り回されない生活の準備」──総まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業前に講義スライドを予習し、授業のポイントについて理解を深めてください。
授業中に出されたレスポンのアンケート、ワーク、小テストに取り組むことを通して理解度を確認してください。
1週間あたり4時間の学修を基本とします。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 期末試験(到達度確認) | 52 | 受講生が「お金の不安に振り回されない生活」を送る準備ができるようになったかどうかを評価します。 |
| 平常点 | 48 | ワーク提出、授業中のレスポンによるアンケート返答、小テストへの回答状況を総合的に加味して加点します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
①本試験・追試験を受験できなかった場合の救済措置は、理由に関わらず一切ありません。
②期末試験は試験期間中に実施します。日程はmanaba、Cplusを各自確認するようにしてください.。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
manabaの小テスト機能を使った小テスト、manabaのレポート機能を使ったワーク、responによるクイズ、アンケートなども利用する予定。
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教科書はありません
参考文献 一例をあげると
滝澤ななみ「みんなが欲しかった! FPの教科書 3級 2025-2026年」2025年、01-03章
TAC出版 978-4300111796 (2026-27年版が出版されていればそちらを使います)
その他特記事項
授業前にmanabaに掲載する講義資料をダウンロードしてください。授業に関する連絡事項等もすべてmanabaを通じて行いますので、注意してください。
授業内容は木曜日2限の「生活のための金融」と同じですが、履修している月曜日4限の授業に出席してください。
木曜日2限の授業に出席しても、履修登録をしていない木曜日2限の小テスト、ワークに参加できず、平常点は得られません。
レスポンのアンケートの内容は木曜日2限のクラスと異なる場合があり、木曜日2限のアンケートに回答しても平常点は得られません。