シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| グローバル・プロフェッショナル・プログラムB2(グローバルキャリア/モンゴルⅠ) | 2026 | 春学期 | 木5 | 商学部 | 高岡 正人 | タカオカ マサト | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-GL2-09XP
履修条件・関連科目等
グローバルキャリア/モンゴルⅠ・Ⅱはセット履修科目です。
プログラム履修宣言は「GPP(グローバル・プロフェッショナル・プログラム)」に自動で登録されます。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
モンゴルでの実務研修を行うための事前授業です。3年間モンゴルに日本大使として駐在した特任教授が一緒になって、今のモンゴルを語りながら、授業を進めます。実務研修先の選定の他、各種訪問先の調整、地方旅行のアレンジなど、手作り仕様のプログラムです。
モンゴルは、日本から地理的に近く、広大な自然の美しさなど魅力あふれる国です。モンゴル人は総じて優秀で、明るく、積極的・前向きな国民性も特徴的です。控えめで慎重な日本人にとって、モンゴル人との交流は大きな刺激になります。また、モンゴルは大の親日国で、日本に対する大きな関心と深い敬意があります。1990年のモンゴル民主化以来、日本が常にその発展を支援し交流を深めてきたことが日本とモンゴルの親密な関係の背景にあります。2025年7月に天皇皇后両陛下が国賓としてモンゴルを訪問されたことは良好な二国間関係を象徴する歴史的な出来事でした。学生にとって、このプログラムに参加することでモンゴルに身を置き、様々な出会いや経験を通じて、これからの人生に対する貴重なヒントを得るとともに、日本という国を見つめ直す機会にもなると期待しています。
授業の構成の柱は以下のとおりです。
①モンゴルの政治、外交、経済、社会、文化、歴史などについて一般的な知識を身につけること、
②学外授業として、在日モンゴル大使館などを訪問して、モンゴルという国、モンゴルから見た日本、日本とモンゴルの関係について話を聞くこと、
③モンゴル国立大学法学部日本法律研究センターで学ぶ日本語堪能な学生とオンラインで交流を行い、モンゴルの若者と仲良くなりながら、お互いの問題意識や関心を話し合うこと、
④モンゴルの発展性や日本とモンゴルの関係のあり方を考えること、
⑤実務研修受け入れ先の検討を通じて、自分の興味・関心が何かを確認しながら、キャリア選択の材料とし、これからの人生の進路について考えるきっかけとすること、
⑥以上の点について、考え方をまとめて、パワーポイントを使ったプレゼンテーション能力を高めること。
授業は少人数で行います。学生間で活発な議論を行うことでお互いに刺激し合い、連帯感を育みながら、夏のモンゴル渡航に向けて機運を高めていくことを目指します。英語でのプレゼンテーションも重視し、英語力の向上を図ります。モンゴルに対する親しみが持てるよう、モンゴルでのニュースや出来事についても議論します。
モンゴルでの実務研修先は、①モンゴルを舞台にビジネスで活躍する日系の現地企業(商社、リース業、通信、観光など)、②日本とモンゴルの協力・交流を推進する日本の公的機関(JICA、モンゴル日本センター)、③日本式教育を取り入れたモンゴル有数の名門校、新モンゴル高校、④モンゴルのビジネス組織を想定しています。
日常会話またはそれ以上の英語力があることが望まれます(英語が堪能であるほど、現地での活動の幅が広がります)。
モンゴル渡航は、8月半ばを中心に2週間〜3週間を考えています。加えて、実務研修終了後に、モンゴルの大自然を満喫する地方旅行を希望に応じてアレンジする他、日本大使館、モンゴル外務省、JICAモンゴル事務所などへの訪問も企画します。
モンゴルという国に関心のある方、モンゴル人の気質に触れて自分の殻を破ってみたいと思う方、自分の「これからの人生」、「異文化での刺激」「キャリア形成」に真摯に向き合いたいと思う方は是非ご応募ください。
産学協議会の分類上、『タイプ2』に相当します
参考URL:(https://www.mhlw.go.jp/content/11800000/000949684.pdf)
科目目的
プログラム科目に設置されたPBL型の科目は、商学部アドヴァンスト科目に位置付けられていることから、様々な分野において、多様性を理解・尊重し、柔軟な適応力・総合的な判断力・確かな実践力を身に付け、他者と協働する力を養うことを目的とします。
この科目はカリキュラム上のキャリア科目として位置付けられており、とりわけグローバルキャリアとしていることから、この科目での学習を通じて、学生が海外で仕事をする際に必要な能力、多様な文化背景を持つ人々と共に働く上で必要な異文化理解力・適応力をつけるものです。
特にモンゴルとの関係では、次のことを目的にします。
①実践的な体験を通じて外国(モンゴル)を知る。
②日本とは異なる生活・文化環境の中で活躍するために、自分を磨くことを知る。
③モンゴルでの日本の存在感の大きさを知り、日本が今後とも重要な国であり続けるために何をすべきか考える機会にする。
④大きな夢に向かって進もうとするモンゴル人の気質から刺激を受ける。
到達目標
(1)能力面
ものおじしない積極性・主体性、自分なりの考えを持つようにする
異文化への適応力をつける(好奇心、相手の思い図る気持ち、態度、能力)。
業務の上でのコミュニケーション力(能動的な話力、質問をする力、表現力)をつける。
(2)心構え、考え方
社会人に向けた一歩として
仕事に対する心構えを作る 。
社会人として必要な言葉の使い方を身につける。
海外で必要なエチケットを身につける
自分の進路について具体的に考える
(3)インターンシップ先の国の文化や慣習を理解する。
授業計画と内容
(2025年度実績)
1.ガイダンス・自己紹介
2.グループ・ディスカッション(将来の夢は何か、そのために何をするか、自己アピールは何か)
3.プレゼンテーション(モンゴルはどういう国か)
4.GPP(モンゴル)既習生との意見交換会
5.モンゴル大使館訪問
6.プレゼンテーション・意見交換(モンゴル大使館を踏まえて)
7.モンゴル交通開発銀行日本事務所、モンゴルファイナンス&ビジネス合同会社訪問
8.プレゼンテーション・意見交換(企業訪問を踏まえて)
9. モンゴル国立大学生との交流結果発表(その1)
10.プレゼンテーション(日本とモンゴルの関係)
11.モンゴル国立大学生との交流結果発表(その2)
12.プレゼンテーション(モンゴルでの実務研修)
13.モンゴル渡航に向けての英語プレゼンテーション事前指導
14.まとめ(GPP合同授業においてモンゴル・チームとしてモンゴル渡航に向けての英語発表)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
国際的なニュースに関心を持ちフォローすること。
次週のテーマに関しての情報を収集しておくこと。
各インターンシップ先について事前に学習し、まとめること。
テーマによっては、レポートの発表準備をすること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 平常点 | 50 | 学習態度の真剣さや積極性、グループワークへの貢献度、課題遂行能力を評価します。 |
| その他 | 50 | プレゼンテーションを評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
国際経験豊かな元外交官。41年間外務省での勤務を通じて、日本外交の現場で活躍。近年は、特命全権大使としてイラク、モンゴル、クウェートに駐在したほか、オーストラリア・シドニーで総領事を務めた。
外務省では、政治、経済、安全保障、軍備管理・軍縮、広報など幅広い業務を扱い、国際交渉の経験が豊富にある。
海外勤務先としては、他にも米国、英国、インド、フィリピン、オーストリアなど。
モンゴル勤務(2016年〜2019年)では、政府上層部をはじめモンゴルで幅広い人脈を築きながら、日本とモンゴルとの関係促進のために数多くのプロジェクトを実施。また、全国各地を踏破しているので、土地勘も強い。2022年11月、日本モンゴル外交関係樹立50周年を記念して日本を訪問したフレルスフ大統領から「北極星勲章」を授与される。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
モンゴルで大使としての経験を活かして充実したモンゴル渡航の実現を目指します。実務研修の受け入れ先は個人的によく知っている信頼のおける組織なので、安心して送り込めます。
テキスト・参考文献等
必要な資料は授業で配布します。
なお、モンゴルの入門書として、金岡秀郎『モンゴルを知るための65章』、小長谷有紀、前川愛『現代モンゴルを知るための50章』(いずれも明石書店)がありますが、初心者には難しいように思えます。
その他特記事項
〔募集人数〕
6名
〔募集方法〕
面接試験
〔ソフトウェアの利用〕
ソフトウエアは使用しない
参考URL
モンゴル通信( https://www.facebook.com/montsushinn/)
MONTSAMEニュース(https://montsame.mn/jp/)
モンゴル情報クローズアップ!(https://mongol.blog.jp/)
外務省(https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/mongolia/index.html)
在モンゴル日本大使館(https://www.mn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.htm)
JICAー国際協力機構(https://www.jica.go.jp/mongolia/index.html)
日本貿易振興機構(JETRO) (https://www.jetro.go.jp/world/asia/mn/)
モンゴルの魅力を簡単にまとめたYouTube ビデオはたくさんあります。
例えば、The Introduction of Mongolia (Mongolian National Film Council)