シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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倫理学Ⅱ | 2024 | 後期 | 月3 | 理工学部 | 齋藤 宜之 | サイトウ ヨシユキ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-PE1-HB04
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この講義では、主に現代思想における倫理学的探究の解説を基軸にしつつ、狭義の「倫理学」には分類されないテーマについてもとりあげ、現代という時代において生じた特有の倫理的問題について考察していく。さらには、書物に表現された思想だけでなく、歴史における現実的事象(「風景」の発見・公民権運動・テクノロジーの発展等)の哲学的・倫理学的な意味についても考察し、抽象的な理論と具体的な実践の場面とを接続していきたい。
科目目的
倫理学とその基礎となる哲学の理論や概念について、幅広く理解することを目的とする。
到達目標
倫理学・哲学の理論や概念を自家薬籠中のものとし、それらを道具として多様な問題について自由自在に思考できるようになることを目標とする。
授業計画と内容
第1回 ガイダンスとイントロダクション
第2回 実存の哲学:キルケゴール・サルトル
第3回 可死性の哲学:ヤスパース・ハイデガー
第4回 不死性の哲学:アーレント
第5回 遠近法の成立と「風景」の発見
第6回 遠近法の哲学 :ニーチェ・ライプニッツ・アーレント
第7回 思考と複数性:カント・アーレント
第8回 アイヒマンと「悪の凡庸さ」:アーレント
第9回 リトルロック問題:アーレント
第10回 「モノ」の哲学:ハイデガー
第11回 技術の哲学:ハイデガー・フェルベーク
第12回 世代間倫理:ヨナス
第13回 総括:現代における倫理
第14回 到達度確認
※ 講義の内容や順序は必要に応じて多少の変更もありうる。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業内で紹介した文献を可能な限りで読んでみること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 70 | 授業内で得た知識を活かしたうえで、自らの頭で考え抜いた論述を高く評価する。 |
平常点 | 30 | リアクションペーパーの内容や講義内における質問等の積極性を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
必要に応じてmanaba等を活用する。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
・特定のテキストは指定しない。
・講義資料は授業時に配布する。必要に応じて、PDF資料をmanaba上にアップするので、受講者は各自ダウンロードすること。
・参考文献については授業内で適宜紹介する。
その他特記事項
前期の「倫理学Ⅰ」(齋藤担当)を合わせて履修するとより深い理解が得られやすい。もちろん前期を履修しない学生の受講も歓迎する。