中央大学

シラバスデータベース|2026年度版

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ホーム > 講義詳細:演習Ⅰ

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
演習Ⅰ 2026 春学期 火3 商学部 堀内 恵 ホリウチ サトシ 3年次のみ 2

科目ナンバー

CM-IF3-11XS

履修条件・関連科目等

3年次配当の事前登録科目です。
演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・卒業論文はセット履修科目です。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

【テーマ】
経営革新のための戦略構想力とICT実践

【概要】
<背景>
変化の激しい現代社会では、企業を取り巻く環境や戦略、ビジネスプロセス、組織構造などを的確に解釈・整理し、現状の課題や改善点を明らかにすることが求められます。さらに、既存の延長だけではなく、ゼロから新たな価値を創出する構想力が必要です。こうした課題の把握や価値創出は、単なる机上の計画にとどまらず、最新のICT技術を駆使して「一気通貫」で解決まで導くことで初めて、本当の価値が発揮されます。しかし、このような能力を兼ね備えた人材は、社会的に強く求められているにもかかわらず、現状では決して多くありません。

<3年次>
こうした背景を踏まえ、3年次の本ゼミでは、近年の情報化に関する実践事例や研究書を読み込み、理論と実践の両面から議論します。議論を通じて情報化実践の動向や課題を理解するとともに、ビジネスプロセスの問題状況を的確に図式化・整理した上で、自ら解決案を探る力を養います。また、卒業制作に必要な環境・戦略分析や最新のICT技術はサブゼミで学びます。主に、Webアプリケーションの設計・開発を中心に進めます。

<4年次>
4年次では、これまでの学習成果を踏まえ、各自が関心を持つビジネス(例:アルバイト先の業務や就職希望職種など)を対象に、その特徴(強み・弱み・機会・脅威)などを分析します。その上で、「実際に動く」Webアプリケーションを設計・構築し、システム設計仕様書と操作手引書を作成し、卒業論文としてまとめ、卒論発表大会で発表します。

科目目的

この科目は、商学部スタンダード科目および分野別専門科目で培った基礎的能力を発展させ、主体的な学習力を高めることを目的としています。

本科目は、変化の激しい経営環境において求められる戦略構想力とICT実践力を総合的に養成することを目的とします。企業経営の実践事例では、白黒が明確に分かれない状況や、原則よりも矛盾や例外が重要となる場面が多く見られます。そのため、本科目では唯一の正解を効率的に導く訓練ではなく、「自分ならどうするか」を深く考え、多様な解釈を議論できる力の育成を重視します。

企業経営の事例や情報化の実践例、ケースメソッドの教材を題材に、グループ討議を通じて、問題状況を的確に整理・分析し、課題や改善点を抽出する視点を養います。さらに、ゼロから新たな価値を創出する構想力を培い、それを単なる計画にとどめず、最新のICT技術、とりわけWebアプリケーション開発を中心とした実装を通じて具現化する能力を育成します。最終的には、変化に強い情報システムを自ら設計・構築できる人材を目指します。

到達目標

・多様な解釈が可能な経営革新の事例を題材に、問題状況を正確に捉え、図式化・整理する方法を習得する。
・グループ討議を通じて、課題の発見から解決策の立案までを導く能力とスキルを養う。
・経営革新における課題を整理し、ICTを活用した解決策を構想する能力を身につける。
・変化に強い情報システムを設計・構築するための知識と設計スキルを習得する。
・最新のICT技術(特にWebアプリケーション開発を含むプログラミング)を駆使し、構想を実際に動くシステムとして実装する力を身につける。

授業計画と内容

【3年次】 
<春学期>
第1回 ガイダンス
第2回 企業経営や情報化に係わる実践事例や研究書の読み込みとグループごとにレジュメづくり
第3回 1つ目の教材についてのレジュメの報告と質疑応答①(前半の2グループが対象)
第4回 1つ目の教材についてのレジュメの報告と質疑応答②(後半の2グループが対象)
第5回 1つ目の教材に関連する日本企業の実践例の報告
第6回 デザイナー佐藤オオキに見る、アイデアの発見からその具体化(ビデオ視聴)
第7回 2つ目の教材についてのレジュメの報告と質疑応答①(前半2チームが対象)
第8回 2つ目の教材についてのレジュメの報告と質疑応答②(後半2チームが対象)
第9回 2つ目の教材に関連する日本企業の実践例の報告
第10回 スタンフォード大学 夢をかなえる集中講義の紹介(ビデオ視聴)
第11回 3つ目の教材についてのレジュメの報告と質疑応答①(前半の2グループが対象)
第12回 3つ目の教材についてのレジュメの報告と質疑応答②(後半の2グループが対象)
第13回 3つ目の教材に関連する日本企業の実践例の報告
第14回 春学期の総括(夏合宿のガイダンス)

<夏休み>
夏合宿:3・4年で合同で実施
※事前訪問調査を予定

<秋学期>
第15回 ケーススタディ学習方法の調査(文献の読み込み)とレジュメづくり
第16回 作成したレジュメの報告と質疑応答
第17回 1つ目のケース教材:現状理解
第18回 1つ目のケース教材:課題と施策案についてグループごとにレジュメづくり
第19回 1つ目のケース教材:課題と施策案の報告および識者の見解との比較分析
第20回 デザインファームIDEOの実践例について(ビデオ視聴)
第21回 2つ目のケース教材:現状理解
第22回 2つ目のケース教材:課題と施策案についてグループごとにレジュメづくり
第23回 2つ目のケース教材:課題と施策案の報告および識者の見解との比較分析
第24回 商学部の学生×Design×Managementについての可能性について(ビデオ視聴)
第25回 3つ目のケース教材:現状理解
第26回 3つ目のケース教材:課題と施策案についてグループごとにレジュメづくり
第27回 3つ目のケース教材:課題と施策案の報告および識者の見解との比較分析
第28回 秋学期の総括

<春休み>
春合宿:3年と2年(入ゼミ希望者)で合同で実施

【4年次】
<春学期(プロジェクト活動)>
春学期は、卒論制作にむけてた準備段階としてグループ活動(以下「プロジェクト活動」)を行います。プロジェクト活動を通じて研究テーマ候補を具体化し、秋学期に各自の卒論テーマとして確定させます。

第1回 ガイダンス(卒論制作に向けたプロジェクト活動の説明)
 プロジェクト活動は、毎回次のような流れで行います。
 ・授業開始時:本日の取り組み予定の共有
 ・グループ活動
 ・授業終了時:進捗報告と次回準備の確認
 (教員とグループリーダーによる進捗管理)
第2回 過去のゼミ生の卒論レビュー(テーマ・調査手法・成果の分析)
第3回 プロジェクト活動① 卒論テーマ候補の検討
第4回 プロジェクト活動② 卒論テーマ候補の課題整理
第5回 プロジェクト活動③ 卒論テーマ候補の環境分析
第6回 プロジェクト活動④ 卒論テーマ候補のビジネスプロセスの分析
第7回 中間報告①(前半の2グループ、個人発表)
第8回 中間報告②(後半の2グループ、個人発表)
第9回 プロジェクト活動⑤(中間報告のフィードバック対応)
第10回 プロジェクト活動⑥(情報環境の検討)
第11回 中間報告③(後半の2グループ、個人発表)
第12回 中間報告④(前半の2グループ、個人発表)
第13回 卒論テーマの設定
第14回 春学期の総括

<夏休み>
夏合宿:3・4年で合同で実施
※事前訪問調査を予定

<秋学期(卒業制作)>
秋学期は、春学期に設定した卒論テーマをもとに、対象企業や事業のビジネス現状分析→課題案抽出→解決案提示→実装環境選択→Webアプリケーション設計・構築→設計仕様書の作成までの一連の活動を行います。

第15回 現状分析①(対象企業・事業の概要整理)
第16回 現状分析②(課題の抽出と優先順位付け)
第17回 改善案の検討①(改善の方向性・仮説立案)
第18回 改善案の検討②(解決案の具体化と根拠整理)
第19回 中間報告(環境・戦略分析、1・2グループ、個人発表)
第20回 中間報告(環境・戦略分析、3・4グループ、個人発表)
第21回 Webアプリケーション設計①(基本設計)
第22回 Webアプリケーション設計②(詳細設計)
第23回 システム構築①(実装開始・機能ごとのテスト)
第24回 システム構築②(改良・追加機能の実装、総合テストと改善)
第25回 設計仕様書・操作手引書の作成
第26回 卒業制作発表会①(1・2グループ)
第27回 卒業制作発表会②(3・4グループ)
第28回 秋学期の総括(振り返り・最終調整)

注1:春・夏合宿、卒論中間報告、卒論制作の報告会は、他大学との合同実施する予定があります。
注2:夏合宿は、事前訪問調査を実施する予定があります。
注3:教材については、下記のテキスト・参考文献等の[テキスト]を参照してください。他のテキストを利用する際には、随時アナウンスします。

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修内容

①卒業論文の設計・構築活動
 本ゼミでは、上述の通り、4年次の卒業論文として、各自が関心を持つビジネス(例:アルバイト先や就職希望職種など)を対象に、“実際に動く”情報システムを設計・構築します。
 その基礎力を養うため、サブゼミではデータベース設計、オブジェクト指向方法論、ネットワーク技術など最新のICTを実習で習得します。

→これは、戦略立案からシステム実装まで「一気通貫」で問題解決できる能力の育成を重視しているためです。こうしたビジネスとICTの両面に精通した人材は社会的に強く求められていますが、依然として少ないのが実態です。

②夏合宿(国内実態調査)
 毎年夏合宿では、協力企業のビジネス・プロセスを最新のWeb技術環境のもとで変革する、問題解決型プロジェクトを実施します。協力企業の情報戦略スタッフも参画し、戦略や組織間連携の支援、現状の問題点、改善・革新案を活動理論と集団討議を通じて明らかにします。最終的には、あるべきビジネス・プロセスを最新のWeb環境で「一気通貫」に変革することを目指し、その成果を夏合宿で発表します。

→チーム活動としてこのプロジェクトに取り組むことで、4年次の卒業制作を個人で進めるための基礎を固めます。過年度の活動例は商学部ホームページ「堀内 恵ゼミ 国内実態調査報告」を参照してください。
 - 2018年度の国内実態調査
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/commerce/point/seminal/domestic/domestic_2018_08/

③ビジネスゲーム・シミュレーションセミナー
 ゼミ活動の一環として、2024年度にはビジネスゲーム・シミュレーションセミナーを開催しました。

→これは、白黒が明確に分かれない状況や、原則よりも矛盾や例外が重視される場面での、企業経営や意思決定の実践的理解を深める取り組みです。
 - 2024年度のビジネスゲームシミュレーションセミナー
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/commerce/news/2024/11/77840/

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 70 授業への参加・貢献度、受講態度(意見の表明,他の学生と協調して学ぶ態度等)の状況を基準とします。
その他 30 サブゼミとして取り組むプログラミング課題,夏・春合宿における取組状況等の状況を基準とします。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等


〔テキスト〕
1. ジェームス W.ヤング『アイデアのつくり方』 CCCメディアハウス、1988年。
2. ヘンリー・ミンツバーグ「戦略クラフティング」『ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー』ダイヤモンド社、2003年1月号。
3. クレイトン M. クリステンセン, マイケル・レイナ―, & ロリー・マクドナルド「破壊的イノベーションの理論:発展の軌跡」『ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー』ダイヤモンド社、2016年9月号。
4. マイケル E. ポーター & ジェームズ E. ヘプルマン「「接続機能を持つスマート製品」が変える
IoT時代の競争戦略」『ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー』ダイヤモンド社、2015年4月号。
その他、随時紹介します。

〔参考文献〕
1. トム・ケリー & ジョナサン・リットマン『発想する会社!世界最高のデザインファームIDEOに学ぶイノベーション技法』早川書房、2002年。
2. C・K・プラハラード & ベンカト・ラマスワミ『価値共創の未来へ』東洋経済新報社、2013年。
3. ピーター・チェックランド & ジム・スクールズ『ソフト・システムズ方法論』有斐閣、1994年。
その他、随時、紹介します。

その他特記事項

★現在、研究促進期間中のため海外に滞在しており、「合同説明会」「オープン講義」「ゼミ説明会」は開催しませんので、注意してください。

★入ゼミに関して質問がある場合は、以下のメールアドレスの「●」を「@」に置き換えて連絡してください。(メールアドレス:satoshi.55g●g.chuo-u.ac.jp)

何事も、明るく、楽しく、前向きに!

[募集人数]
16名程度

[募集方法]
2026年度演習Ⅰの入ゼミの選抜は、レポート試験で行います。

[国外実態調査]
実施なし

[ソフトウェアの利用]
・Webアプリケーション開発を行うためのアプリケーションソフトウェア(Eclipse、VSCode)

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