シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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電気回路 | 2024 | 後期 | 金3 | 理工学部 | 村上 慎吾 | ムラカミ シンゴ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-EL2-5C10
履修条件・関連科目等
1年次の回路基礎及演習1の講義内容、2年次の回路基礎及演習2の講義内容、ラプラス変換の理解が必要とされる。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この授業では、回路の状態方程式から始まり、ラプラス変換による回路解析と分布定数線路を学ぶ。まずは、ラプラス変換を理解した後に、ラプラス変換による回路の過渡現象の解析方法を学ぶ。さらに、分布定数線路での解析方法についても学ぶ。回路基礎及演習1と回路基礎及演習2で学んだことの発展を学ぶ科目となる。
科目目的
・この科目は、1年次の回路基礎及演習1及び2年次の回路基礎及演習2に続く線形の回路理論のまとめとして位置付けられおり、この科目での学習を通じて、学生が電気回路に対する認識を深めるとともに、ラプラス変換を用いた回路解析や分布定数線路に対する基礎的な知識を習得することを目的としています。
到達目標
本授業では、ラプラス変換による回路の過渡現象解析のスキル、分定数線路に関する基礎知識を身に付ける。
授業計画と内容
第1回 過渡現象
第2回 ラプラス変換と逆ラプラス変換
第3回 代表的なラプラス変換対と定理
第4回 集中定数回路のラプラス変換
第5回 システム方程式
第6回 システム方程式による過渡現象解析
第7回 2端子対回路
第8回 2端子対回路のパラメータ
第9回 2端子対回路の伝達関数
第10回 回路網の合成
第11回 フィルタ
第12回 分布定数回路
第13回 線路の基本方程式
第14回 線路の共振、反射、透過
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
第2回以降の講義に関しては、反転講義形式で進めていくので、指定される教科書の範囲を予習して予習レポートを完成させ事前に提出すること。具体的な進め方は第1回の講義で説明される。
また、受講にあたり前提となる1年次の回路基礎及演習1の講義内容、2年次の回路基礎及演習2の講義内容を理解しておく。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 87 | 電気回路の発展的理論を理解した上で、ラプラス変換による過渡現象や分布定数回路を説明できるかをどうかを評価します。 |
レポート | 13 | 各回の講義内容の理解度をレポート課題で評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教科書:日比野倫夫 著「インターユニバーシティ 電気回路B」(オーム社 2,530円)