シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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卒業研究(演習)Ⅱ | 2024 | 後期 | 水5 | 総合政策学部 | 宮下 紘 | ミヤシタ ヒロシ | 4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-IF4-SM02
履修条件・関連科目等
特になし。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
ただし,外国人による特別講義を行う場合は,英語等で実施します。
授業の概要
【研究テーマ】受講者が興味のある憲法の判決について下級審から調べ、事案の概要、判旨、先例との比較、私見、参考文献を含むスライドを作成し、報告してもらいます。近時の判例・立法の動向、個々の裁
判官の意見の対立、下級審と上級審との理由づけや結論の違い、先例との区別に着目しながら、討
論をしていきます。報告者以外は各判決について最近のニュース・新聞記事などをフォローアップ
するとともに、ケースブックにあるような「問い」を用意してきてください。
4年次では、卒業論文の執筆を進めつつ、ゼミでの発表を通じて、論文の内容を改善していきます。
科目目的
このゼミでは、主に憲法に関する主要な判例を素材にし、個々の判決を分析・検討し、各自のプ レゼンテーションをもとに討論することを目的としています。発表の判例については、各自のテー マは興味のあるものを選択してください。共通のテーマとしてインターネットに関連するプライバ シーと表現の自由に関連する諸問題について検討していきます。
受講者の興味しだいでは、アメリカ合衆国最高裁判所、欧州人権裁判所やEU 司法裁判所の判決についても取り上げることとします。
到達目標
演習の目標は、①事実を的確に理解し、判決の内容を正確に理解すること、②報告を要領よくまとめること、③合理的根拠に基づいて一定の結論を導き出す論理構成を行うことです。毎回、憲法 に関する主要な判例を下級審から読み、担当者に報告してもらい、それをもとに討論を行っていき ます。
授業計画と内容
ゼミの初回で各自興味のある判決を選んでいただき、その判決について下級審から最高裁までの 判決をじっくりと読み、討論をします。自らの報告を基に卒業論文を作成していていきます。なお、意欲のある受講生は外国の判決文や文献にあたって報告していただいても 結構です。
ゼミでは、物事を柔軟に見る力、他者の意見を謙虚に聴く姿勢、そして、自らの意見を説得的に 展開する技術を身につけられるよう心掛けていただきたいと思います。また、パソコンを用いて、 報告資料の掲載、受講者によるグループごとの打ち合わせやオンライン会議等を行っていく予定です。
第01回 卒論発表①
第02回 卒論発表②
第03回 卒論発表③
第04回 卒論発表④
第05回 卒論発表⑤
第06回 卒論発表⑥
第07回 卒論発表⑦
第08回 卒論発表⑧
第09回 卒論発表⑨
第10回 卒論発表⑩
第11回 卒論発表⑪
第12回 卒論発表⑫
第13回 卒論発表⑬
第14回 卒論発表会
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
判決文を毎週各自で読み予習復習を行なってください。
毎年、学生が計画を立てて、ゼミ合宿を実施してきました。このほか、他大学の学生との合同ゼミ、IT企業訪問などをしてきました。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 50 | 討論への参加・貢献 |
その他 | 50 | プレゼンテーション・卒論 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
学生からの要望に応じて適宜個別のフィードバックを行います。
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
内閣府事務官としての経験があります。
また,国内外の実務家による講義を行う場合があります。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
国の統治の仕組みについて解説を行う予定です。
テキスト・参考文献等
適宜紹介します。