シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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物理1 | 2024 | 前期 | 木3 | 理工学部 | 香取 眞理 | カトリ マコト | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-BP1-NZ03
履修条件・関連科目等
高校で学習した物理と数学の基礎知識。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
物理学はそれまでに学習した知識、見方、方法を積み上げて行くことが必要な学問です。これから大学1、2年で力学、電磁気学を学びますが、高校での学習とは違った見方、新しい題材に出会うことになるはずです。また、基礎的な数学(微分と積分やベクトルと行列など)が必要になります。1年生の初めの半年間でこれらの数学を理解し、使えるようにすることが今後の学習のためにも必要です。この授業では、数学が物理法則を表したり、物理学の問題を解くために大変役に立つ"道具"である事を学習し、その使い方を会得して行きます。
科目目的
学位授与の方針で示す、多様な物理現象を支配する物理学上の普遍的な基本原理を理解しそれらの基本原理を物理現象の解明に応用することができる力、を身につけるための基礎的な知識と計算能力を修得することを目的としています。
到達目標
1年生、2年生で力学、電磁気学などを学ぶ上で必要な基礎的な数学が一通り使えるようになる。
授業計画と内容
第1回 ベクトルの定義、ベクトルの和・内積・外積
第2回 空間次元とベクトルの座標表示
第3回 微分と差分、運動方程式
第4回 テイラー展開
第5回 数値微分、偏微分と全微分
第6回 多重積分の計算法
第7回 物体の運動エネルギーとポテンシャルエネルギー
第8回 力学で現れる微分方程式
第9回 電気回路と微分方程式
第10回 行列と行列式
第11回 固有値と固有ベクトル
第12回 発散とガウスの法則
第13回 回転とストークスの法則
第14回 到達度確認
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業の進み具合にそって、教科書の問題を自分で解くこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 100 | 講義で説明した内容を正しく理解し、与えられた問題に対して正答を与えることができる。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
随時、質問を受け付ける。
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教科書:香取眞理・中野 徹著「物理数学の基礎」(サイエンス社、2001年4月)
その他特記事項
参考URL
https://sites.google.com/g.chuo-u.ac.jp/katori/home