シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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熱力学・電磁気学 | 2024 | 後期 | 金3 | 理工学部 | 橘高 俊一郎 | キッタカ シュンイチロウ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-BP3-NZ19
履修条件・関連科目等
高校で学ぶ「物理」を理解していること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
古典物理学の中、電磁気学と熱力学の2分野を中心として、基礎的な考え方,物理的な考え方に重点をおいた解説を行う。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の総合教育科目として位置付けられていることから、この科目での学習を通じて、基礎物理学の中の熱力学・電磁気学分野に対する認識を深めることを目的とする。
到達目標
都市環境学あるいは土木工学において具体的な問題に取り組む際、問題解決の基本的な考え方の基礎として役立つことを目指す。
授業計画と内容
およそ下記の予定で行う。学生の反応をフィードバックして、下記の計画が少し変わる可能性はある。
第1回 温度と熱
第2回 熱と仕事,熱力学第一法則
第3回 熱容量,理想気体の熱力学的性質
第4回 カルノーサイクル
第5回 熱力学第二法則
第6回 エントロピーの導入
第7回 電荷にはたらく力
第8回 静電場の性質(ガウスの法則)
第9回 静電場の性質(静電ポテンシャル)
第10回 導体と静電場
第11回 定常電流の性質
第12回 電流と静磁場
第13回 電磁誘導の法則
第14回 全体のまとめ・到達度の確認
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回の講義を聴いて必ず復習をすること。疑問点があれば次回の授業で質問できるようにしておくこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 50 | 熱力学についての基礎知識を理解した上で、計6回の小テスト(選択式)を実施し、その結果をもとに評価する。 |
期末試験(到達度確認) | 50 | 電磁気学についての基礎知識を理解した上で、第14回の到達度確認で電磁気学に関する記述式問題に取り組み、その結果をもとに評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:物理学講義 「熱力学」松下貢 著(裳華房)、「物理入門コース 電磁気学I」長岡洋介 著(岩波書店)、「物理入門コース 電磁気学II」長岡洋介 著(岩波書店)
その他特記事項
この科目は教職(工業)の必修科目です。