シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ソフォモアセミナー | 2024 | 前期 | 水3 | 理工学部 | 小峯 力、高田 まゆら、竹内 文乃、檀 一平太、原田 芳樹、ホーテス シュテファン、山村 寛 | コミネ ツトム、タカダ マユラ、タケウチ アヤノ、ダン イッペイタ、ハラダ ヨシキ、ホーテス シュテファン、ヤマムラ ヒロシ | 2年次配当 | 1 |
科目ナンバー
SE-CE2-CA22
履修条件・関連科目等
フレッシュマンセミナーを履修していること
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
授業は、下記のようにオムニバス形式で実施する。
初回で人間総合理工学科を修了する上で必要な能力について理解した上で、6回の授業でファシリテーションおよびプレゼンテーションについてそれぞれ実習を交えながら学習する。授業の後半では、学科の先輩へのヒアリングなどを通じて、将来ビジョンを形成すると共に、大学院への進学や就職に向けた準備に繋げる。
科目目的
フレッシュマンセミナーでは、大学のことを知り、今後の学習計画を立てることを中心に、各教員からオムニバス形式で授業を提供した。ソフォモアセミナーでは、3年次の人間総合理工学演習で必要となる知識や能力を修得することを目的とする。具体的には、以下のスキルの修得を目指す。
(1)グループでの議論、およびプレゼンテーションのスキル
(2)分野をまたいだ総合的なサスティナビリティーの視点
(3)学習意欲の醸成
(4)大学院進学に向けた準備
(5)就職活動に向けた準備
到達目標
(1)グループ議論について
グループで役割分担をしながら円滑に議題に対する回答を話し合いで決定できる能力を身につけること
(2)プレゼンテーションについて
伝えたいことを明確にしながら、わかりやすく、簡潔かつ効果的に聴者に対して発表できるようになること
(3)分野をまたいだ総合的なサスティナビリティーの視点
サスティナビリティーの重要性と現状を理解し、今後の世界の変化と方向性を見通すことが出来る能力を身につける
(4)学習意欲の醸成
人間総合理工学科で何を勉強し、卒業時にどのような能力を身につけたいか、各自が表明できるようになること。
(5)大学院進学に向けた準備
大学院進学のイメージを持ち、学部からさらにステップアップした自分を想像しながら、社会で活躍する姿を想像する。
(6)就職活動に向けた準備
自分の強みと弱みを理解し、効果的に自分自身を対外に伝える能力を有すること。
授業計画と内容
(1)人間総合に必要な能力 <山村>
- @2841で講義。論理的思考能力、批判的思考能力、デザイン思考力、基本的スキル、自律・自発的行動力
(2)ファシリテーション 講義編 <山村>
- @2841でファシリテーションとは?テクニックを講義
(3)ファシリテーション 実践編 <山村>
- @2941で「オープンキャンパスの実施計画」について議論
(4)ファシリテーション 公開編 <山村>
- @2841で「オープンキャンパスの配布資料編集計画」について公開議論
(5)プレゼンテーション 講義編 <山村>
- @PC演習室でプレゼンで気をつけること
(6)プレゼンテーション 実践編 <山村>
- @PC演習室で「アフターコロナの日本」をテーマに、PPTプレゼンテーションを作成
(7)プレゼンテーション 公開編 <山村>
- @PC演習室で発表会と相互採点
(8)SDGs思考とサスティナビリティー<ホーテス・山村>
- @2841で講義
(9)先輩に聞こう グループわけとテーマ決定(グループワーク)<檀・原田>
- @2841で研究室名で8チームに均等分割
(10)取材調書の作成<檀・原田>
- @PC演習室で資料を集め、調べ、まとめて、取材に向けた調書を作成
(11)取材<檀+各研究室>
- 8研究室の大学院生に各々ヒアリング取材
(12)編集
- @PC演習室でPPTにまとめて、発表資料を作成
(13)発表会 1日目<ALL>
- @PC演習室で4Gr 15分発表+5分の質問
(14)発表会 2日目<ALL>
- @PC演習室で4Gr 15分発表+5分の質問+講評
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業前にシラバスを熟読し、人間総合理工学科の理念・カリキュラムを理解した上で、授業に参加することが望ましい。
授業後に課題が課されるが、授業で学習する「型」を参考にしつつも、自分の頭で考え、工夫しながら、自分のプレゼンテーションスタイルを確立することが望ましい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 授業時に課されるレポートで評価する。 |
平常点 | 50 | 出席と発言により、評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
旭化成での新人研修の経験をもとに実施する。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
新人研修の内容をもとに、学生に学習する意義とファシリテーションについての講義と実習を実施する。
テキスト・参考文献等
適宜配布予定。
卒論・修論発表会を乗り切るための理系プレゼンの五輪書
ISBN-10 : 4863990235
卒論・修論を書き上げるための理系作文の六法全書
ISBN-10 : 4872119770