シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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プログラミング言語1 | 2024 | 後期 | 月4 | 理工学部 | 檀 一平太 | ダン イッペイタ | 2年次配当 | 1 |
科目ナンバー
SE-IG2-CA25
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本科目ではプログラミングの基礎を実践を通して学んでいく。言語としてはPythonを用いる。Pythonは柔軟性に富んだ言語であり、比較的学習もしやすい。特に数値処理に適した言語であり、研究のための基礎ツールとして活用すれば、研究の幅も広がっていく。敷居の低いプログラミング言語入門として活用していただきたい。
科目目的
この授業の目的は、Pythonを「なんとか使いこなし」て、「役に立つプログラムを作る」ことである。プログラムというと大げさであるので、カスタマイズ可能な計算機程度の認識でもよい。世の中には、プログラムを使うだけの人と、プログラムを作れる人が存在するが、この授業を通じて、後者の粋に足を踏み入れていただく。
到達目標
近年、アカデミアおよびテック系企業の双方において爆発的に需要の高まっている Python によるプログラミングを学習・実践することで、データ処理に必要な論理的思考方法とプログラミングに関して、最低限のノウハウを身につけることを目標とする。
授業計画と内容
(1) アルゴリズムとプログラミング
(2) Python の実行手順と基本文法
(3) データ型、演算子、論理演算
(4) 配列、関数
(5) プレゼンテーション:関数
(6) 制御構造:順次と分岐の基本
(7) 制御構造:順次と分岐の発展
(8) 制御構造:反復の基本
(9) プレゼンテーション:数値演算
(10) 制御構造のまとめ
(11) Python の標準ライブラリ
(12) オブジェクト指向の考え方
(13)プレゼンテーション:プログラム
(14)到達度確認
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
プログラミング言語の習得には自習が最適なので、授業に関係なく、どんどん突き進んでいただきたい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 25 | 授業で習得した内容に関するテスト |
レポート | 50 | ビデオプレゼンテーションとコードの提出 |
平常点 | 25 | 出席と小テスト |
成績評価の方法・基準(備考)
・課題において、既存のプログラムを盗用した場合、単位は剥奪となる。参考にする場合は引用をプレゼンとコードに明記し、どこまでを参考して、どこからがオリジナルか、明記することが必須。これらが欠けた場合は減点。
・生成型AIを課題に作成に使用した場合、明記が必要。ただし、採点は厳しめとなる。なお、採点の際に生成型AIの使用はチェック可能であり、疑わしい場合は、審査される。明記なしに使用した場合は、単位剥奪となるので要注意。
・基本情報技術者試験取得者、保有者には成績優遇がある。応用情報技術者に関しては、さらに優遇。
・ITパスポートは取得済みと想定して授業を進めるので、特に優遇はない。
・4回以上欠席の場合、単位は与えない。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
PC室での授業が基本となる。自己保有PCを使用する場合、課題が動かず、採点が不利になる可能性がある。このため、課題の動作確認はPC室にて行うこと。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
講義の進行に応じて、適切な参考文献を紹介する。
なんでもよいので相性のよいPythonの教科書を授業期間中に1冊仕上げておくと学習は楽になる。