シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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基礎演習Ⅰ | 2024 | 前期 | 金4 | 総合政策学部 | 彭 浩 | ホウ コウ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-BS1-0001
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
テーマ:中国の文化と思想
本演習は、現代中国の発展と成果を追いつつ、悠久の歴史の中で培われてきた文化、思想的背景を踏まえ、中国社会・文化に関する基礎的視点と知識を修得することを目標とする。具体的には、全員で本を読んで、毎回担当者がレジュメを作成して口頭発表していただき、みんなでディスカッションするという形で授業を進めていく。
科目目的
大学における勉学の基礎となるアカデミック・リテラシーの向上を目指し、中国社会と文化に関する基礎的な知識を把握することを目的とする。
到達目標
目標:文献・資料・データの収集とレポート作成および報告手法の習得
具体的には:
1、基本的な文献についての徹底的なテキスト・クリティークの方法を修得する。
2、明解なレジュメの作成とそれをもとにした口頭報告の方法を修得する。
3、全員によるディスカッションを実施し、各自が自分の意見を持って参加する。
授業計画と内容
授業は全員でテキストを読む形で進める。毎回発表者を決め、レジュメを作成し、発表してもらう。同時に、ほかの学生にもそのテーマについて考え、調べてくることを要求する。みんなでディスカッションする。最後に学生の各自のテーマに沿って、資料を集め、書籍を読んでレポートを作成して発表していただく。
1.ガイダンス
2.中国近代史の年表作成と現代中国事情
3.孔子の天人之学
4.無為自然の老子哲学
5.変化を強調する『周易』思想
6.禅宗の妙悟学説
7.天壇:天に対する畏敬
8.平和を祈る万里の長城
9.紫禁城の輝きと威厳
10.音楽:楽をもって治国、琴をもって心を養う
11.中国の名刺としての磁器
12.中国の美食
13.茶の香りが漂う人生
14.各自のテーマに沿ってレポートの資料の集め方、書き方の指導
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回必ず配布した資料や指定した書籍を読んだうえ授業に参加すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 授業内容と関わる興味のあるテーマを選び、資料を調べて本を読んで、自分の論理で納得のできる結論をまとめることを要求する |
平常点 | 60 | 出席:30% レジュメ、口頭発表、積極的なディスカッション参加:30% |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:
葉朗、朱良志 『中国文化読本』 外語教学与研究出版社 2008年
参考書:
林語堂 『中国=文化と思想』 講談社学術文庫 1999年
金谷治 『中国思想を考えるー未来を開く伝統』中央公論社 1993年
杉原四郎・井上忠司・榎本隆司 『研究レポートのすすめ 卒論・ゼミ論のまとめ方』 有斐閣新書
斉藤孝 『増補 学術論文の技法』 日本エディタースクール出版部