シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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産業科学技術研修 | 2024 | 通年 | 他 | 理工学部 | 加藤 俊一、牧 敦 | カトウ トシカズ、マキ アツシ | 4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-OC4-SN12
履修条件・関連科目等
4年生以上、及び大学院生を対象としているので、情報処理に関する基礎的な知識を習得し、それぞれの学科(専攻)の専門科目の履修を進めていることが望ましい。また、本科目の履修希望者は、卒業研究のゼミ配属時に卒業研究担当教員、ゼミの研究指導教員とも相談をしておくこと。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
近年の産業技術の発展はめざましく、今後も発展し続けるためには、物理現象、物性・素材、エネルギー、環境、情報・通信、人間についての理解、そして、流通・サービスなど、多種多様な分野を融合させた研究開発・新製品開発の位置づけもますます重要となってくる。
本研修では、産業界の第一線で活躍される方々から、産業界が取り組む技術課題について直接、専門的な指導を受けながら、高度な技術の修得や産業界での研究開発の方法論、当該分野における最新動向、産業業界における理工系の基礎知識・専門知識の高度な応用の仕方などを理解する。
科目目的
産業界の第一線で活躍される方々から、産業界が取り組む技術課題について直接、専門的な指導を受けながら、高度な技術の修得や産業界での研究開発の方法論、当該分野における最新動向、産業業界における理工系の基礎知識・専門知識の高度な応用の仕方などを、研究的な課題に取り組むことを通じて修得する。
到達目標
[科学技術的観点]
(1)産業界での研究開発や新製品開発のより高度な方法論を体験的に理解する。
(2)産業界での最新技術動向・将来展望を知る。
(3)大学で学ぶ理工系の基礎知識・専門知識が産業界でどのように応用されているかを、研究開発を通じて理解する。
[男女共同参画・キャリアデザイン的観点]
(4)産業界で活躍する技術者・研究者・企画担当者などのロールモデルに接することを通して、具体的なキャリアパスを理解する。
(5)男女共同参画社会を実現するために男性・女性それぞれの立場での取り組みを理解する。
[人間力的観点]
(6)理工系のコンピテンシーやグローバルコンピテンシー(「学士力・修士力」、「グローバルな社会人基礎力」)を習得する。
(この研修での到達目標は下記の通り)
コミュニケーション力 : 相手を理解したうえで、説明の方法を工夫しながら、自分の意見や考えをわかりやすく伝え、十分な理解を得ている。
問題解決力 : 自ら課題を発見し、解決策を立て、実行している。実行結果は検証し、計画の見直しや次の計画に反映している。
知識獲得力 : 深く広く情報収集に努め、取捨選択した上で知識やノウハウを習得し、関連付けて活用している。
組織的行動能力 : チーム、組織の目標を達成するために何をすべきか、複数の視点から多面的、客観的に捉え、適切な判断を下し、当事者意識をもって行動する。その際、他者とお互いの意見を尊重し、信頼関係を築くような行動をとる。
創造力 : 知的好奇心を発揮して様々な専門内外のことに関心をもち、それらから着想を得て今までになかった新しいアイデアを発想することができる。その際、関連法令を遵守し、倫理観を持って技術者が社会に対して負っている責任を果たす。
自己実現力 : 自らを高めるため、常に新しい目標を求め、その実現のために道筋を考え、努力する。その際、自己管理と改善のための工夫を怠らない。
キャリア形成力 : ロールモデルのキャリアパスをその社会的な背景とともに理解し、自らの能力・特性を認識し、自らの具体化された目標を持ち、目標を実現していくための道筋(キャリアプラン)をデザインする能力、および、そのキャリアプランを、実現していこうとする姿勢がある。
授業計画と内容
4月 ガイダンス、履修登録
4~5月 研修テーマの詳細な決定
5~2月 研修テーマに取り組み、随時企業でのプレゼンテーションも行う
(注)具体的なスケジュールは、個別に研究指導教員・企業の担当者と相談しつつ定める
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回の指導の中で提示された課題について取り組み、次回に報告できるように準備する。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | ゼミに出席すると共に、企業の担当者から出される課題に対する取り組み、レポート、プレゼンテーションなどを総合して評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
研修中に企業の担当者から出される課題に対する取り組み、レポート、プレゼンテーションなどを総合して評価する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
企業の皆さんの利便性も合わせて考えて、manabaとともに、他の情報共有・コミュニケーションのためのアプリを使ってフィードバックを返す場合もあります。
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク/その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業は、主に、オンライン会議のプラットホーム CISCO Webex meetings(中央大学の標準的なプラットホーム)を用いて実施する予定なので、PC、タブレット端末、スマホなどで、授業に参加してください。
状況が許せば、教室にて、特別なアプリを利用する集合型のグループワークに取り組む場合もあります。
(注:タブレット端末やスマホでは、オンライン会議で使える機能に制限があるため、可能であれば、PCでの授業参加を推奨します。)
受講者間の情報の共有や意見交換、また、企業からの担当の方からのフィードバックのために、この授業用に設定する受講者のワークスペース Slackを用いる場合もあります。
プレゼンテーションは、Webex meetingsの画面共有機能を用いて、手元のPCから、PowerPointなどのプレゼンツールを使ってプレゼンします。
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末/その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
授業は、主に、オンライン会議のプラットホーム CISCO Webex meetings(中央大学の標準的なプラットホーム)を用いて実施する予定なので、PC、タブレット端末、スマホなどで、授業に参加してください。
状況が許せば、教室にて、特別なアプリを利用する集合型のグループワークに取り組む場合もあります。
(注:タブレット端末やスマホでは、オンライン会議で使える機能に制限があるため、可能であれば、PCでの授業参加を推奨します。)
授業中には、Webex meetingsのBreak out sessionの機能を用いて、グループワーク(グループに分かれて意見交換)を行います。
受講者間の情報の共有や意見交換、また、各社の担当の方からのフィードバックのために、この授業用に設定する受講者のワークスペース Slack やホワイトボード Jamboard を用いる場合もあります。
プレゼンテーションは、Webex meetingsの画面共有機能を用いて、手元のPCから、PowerPointなどのプレゼンツールを使ってプレゼンします。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
本科目を担当戴く方は、企業で、研究者・技術者・企画などの業務を担当されている方々で、兼任教員としてご出講戴きます。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
企業で、研究者・技術者・企画などの活動を、演習での疑似的な実務体験を通して指導していただきます。
テキスト・参考文献等
必要に応じて、参照すべき文献、論文資料などを紹介します。
その他特記事項
本科目は、本学の研究指導教員と「産業キャリア教育プログラム」協力企業の共同研究テーマに関連して設定された研修課題に取り組む形で進める。主たる研修場所は本学キャンパスであるが、企業に出向いて研修を受ける場合もある。
本科目は「産業キャリア教育プログラム」、「就業力育成教育プログラム『キャリア教育プロジェクト②』」の一環として実施する。同プログラムの規定の単位数を修得すれば、通常の成績証明とは別に、同プログラムを修得した証明書Certificateを発行する。