シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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知的財産法演習 | 2024 | 後期 | 水5 | 理工学部 | 千且 和也、大塚 啓生、河野 生吾、中山 健太郎 | センダ カズヤ、オオツカ ヒロキ、コウノ セイゴ、ナカヤマ ケンタロウ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-IP1-GC10
履修条件・関連科目等
理工学部分野と関連する法律分野に広く関心のある学生であり、『技術と法』の履修をしていることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
法制度を学ぶ演習であるので、まず、どのように法制度や判例を調査するのかを学ぶ。
先ずは、前半の3コマで、知的財産の基本的に知識を修得する。
そのうえで、その知識を活かしつつ、判例を検討して発表してもらう。
最後に、実際に企業や特許事務所で働く弁理士の話を聞いたり、現場を見ることによって、現実社会におけ知的財産を体験する。
判例研究においては、それぞれのケースについては毎回担当教員より提示するが、その内容や裁判所がどのような判決を下したかどうかについては、担当者により解説・発表してもらう形をとる。
科目目的
知的財産やITをめぐる様々な事案を題材にして、知的財産やIT技術に関連する法制度の基礎を学ぶ。
到達目標
どのように法制度を学ぶのか、また、法制度の調査方法(リーガルリサーチ)の基礎を学ぶ。このことにより、なにか法的疑問を感じたときにも対応できる基礎的な能力を会得することを到達目標とする。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション(知財全般の説明、事件の分析・発表方法)
第2回 イントロダクション(特許)
第3回 イントロダクション(商標・意匠・不競法)
第4回 特許演習1
第5回 特許演習2
第6回 商標演習
第7回 意匠演習
第8回 不競法演習
第9回 著作権演習1
第10回 著作権演習2
第11回 パブリシティ権演習
第12回 企業と知財
第13回 特許事務所見学
第14回 弁理士との座談会
演習の会は、グループごとに判例や判例に関連する法理論などのプレゼンテーションを行う形とする。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
グループ発表のレジュメを演習数日前までに配布してもらうので、演習メンバーは、レジュメに目を通した上で、発表されるテーマについて自分でも調べてくること。
なお、具体的な発表方法などについては、第2回目講義などで解説する。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | 知識を纏めるだけでなく、自分の考えなどが表現されていることが重要 |
平常点 | 80 | 出席や授業での発言、課題の発表内容など |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
スケジュール上問題なければ、企業訪問や特許事務所を訪問し、知財戦略等についても直接に話が聞ける機会を設ける。コロナ対応で、訪問がかなわない場合、座談会形式でオンラインで弁理士の方々と話ができる機会を設ける。
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
今後の状況に応じてオンラインないしはハイブリット型でZOOMを使って講義を行うことがある。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
本科目担当教員は、本学出身の弁護士ないしは弁理士であり、いずれも、企業などへ法的アドバイス等を行っている。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
教員が実務上直面した問題や課題について適宜紹介し、紛争の解決方法への示唆を与える。
テキスト・参考文献等
特には設定しないが、毎回、題材に応じた参考文献等は適宜紹介する。