シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
グローバルアントレプレナーシップ演習 | 2024 | 後期 | 月3 | 理工学部 | 藤井 真也 | フジイ シンヤ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-GS1-GC07
履修条件・関連科目等
「グローバルアントレプレナーシップ入門]」にて基礎知識を習得した後に履修する科目です。
履修前後に長期休暇を活用した、実体験が経験できる海外研修プログラムであるグローバルスタディーズ、グローバルインターンシップ参加が望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
我が国の少子高齢化、新興国の台頭で地球規模の社会、経済、産業、人口構造変化が起きています。このような状況下、市場のグローバル化が余儀なくされ、グローバル人材輩出への期待が年々高まっています。また、不確実性社会が到来、自らの意思判断で時代の潮流に乗り切ることができる、アントレプレナーシップマインドの醸成が必要不可欠となり、双方を兼ね備えた人材が求められているところです。
このような時代の潮流を乗り切れる人材創出を目指して、「アントレプレナーシップ入門」授業を前期に準備しています。そこで、身に着けた基礎知識を基に、更なるステップアップを目指すことを目的に、「アントレプレナーシップ演習」を後期に準備しました。
演習前半は、アントレプレナーシップ入門の振り返りを行い、自身が深堀したいビジネスを取り決め、グローバルで通用するビジネスプラン作成を演習形式で実施します。また、自ら立案したビジネスプランを作成する効果的に発表する能力を養うために、グローバルピッチ演習も実施することによりグローバルビジネスの基礎を身に着けた人材創出を目指します。(将来起業する、就職するいずれの場合にも必要な基礎知識の取得)。さらには、授業で取り組んだビジネスプランを産学協同で日本社会、そして国際社会でも実装できるよう、起業経験者や国・地域別専門家、DX・GX等分野別専門家、経理・財務等職種別専門家、など様々な学外専門家をゲストスピーカーとして招聘、ハンズオンで指導を受ける機会を設けるなど、各専門分野のスキルも向上していきます。
科目目的
この科目は「学科間共通科目」として位置づけられていることから、この科目での学習を通じて、学生がグローバル人材に対する認識を深めるとともに、我が国の少子高齢化が進み国内市場が縮小する状況下グローバルで活躍する人材が必要なことを理解し社会が求める人材像に対する知識を取得することを目的としています。また、グローバルな潮流の乗り切るために最低限必要なアントレプレナーシップマインドを取得するともに、我が国の少子高齢化が進み国内市場が縮小する状況下グローバルで活躍する人材として必要なグローバルビジネスの基礎知識を理解し、グローバルビジネススキルを確立することを目指します。
到達目標
この科目では、以下を到達目標とします。
1.社会、経済、産業、人口構造が激変する中、企業が求める人材が何かを理解する。
2.社会のスタートラインでグローバル人材として必要なスキルを身に着ける。
3.グローバルな潮流を乗り切るために必要なアントレプレナーシップマインドを身に着ける。
4.グローバルビジネスで即使えるビジネスプラン作成について演習を交えて習得する。
5.グローバルビジネスで役立つグローバルプレゼンテーションスキルを演習を交えて習得する。
授業計画と内容
・第1回 グローバルアントレプレナーシップ入門(社会・経済・産業・イノベーション)
・第2回 特別講義(ゲストスピーカー・起業経験者)
・第3回 グローバル市場(産業別動向)
・第4回 グローバル市場(地域別動向)
・第5回 ビジネスプラン作成演習
・第6回 ビジネスプラン作成演習
・第7回 特別講義(ゲストスピーカー・資金計画)
・第8回 特別講義(ゲストスピーカー・産業別動向)
・第9回 特別講義(ゲストスピーカー・地域別動向)
・第10回 ビジネスプラン作成演習
・第11回 ビジネスプラン作成演習
・第12回 ビジネスプラン作成演習
・第13回 ビジネスプラン作成演習
・第14回 総括(ピッチング演習)
注:ゲストスピーカの都合により特別講義は前後することがあります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
課題でレポートの提出がある場合は、必ず期日までに作成し提出すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
レポート | 50 | ビジネスプラン作成&ピッチ(発表)を勘案した評価 |
平常点 | 50 | 毎回の授業内容理解、小テスト、課題提出などを基にした評価 |
成績評価の方法・基準(備考)
平常点:毎回の授業内容理解、小テスト、課題提出などを基にした評価(50%)
レポート:ビジネスプラン作成&ピッチ(発表)を勘案した評価(50%)
出席率が70%に満たない者、課題を提出しない者については60点未満(E判定)とする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー/その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
授業補助教材としてTEDなどイノベーション関連動画のネット視聴
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
富士電機(株)にて計測制御システムの企画・開発に従事
ソニー株式会社にてデジタル機器の商品企画・マーケティングに従事
独立行政法人日本貿易振興機構にて対日投資部対日ビジネス課長、米国・ニューヨークセンター次長、インド・チェンナイ事務所長所長、中部統括センター/名古屋事務所中部統括センター長/名古屋事務所長、大阪本部長、サービス産業部、知的財産・イノベーション部長、デジタル貿易・新産業部長等を歴任、
現在は参与として経営陣を補佐
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
実務経験を基にグローバルビジネスに関わる実践教育を訴求
・グローバル人材育成
・アントレプレナーシップ
テキスト・参考文献等
テキスト:レジュメ等配布資料を配布する。
参考文献:適宜紹介する。
その他特記事項
日本における当該授業履修率は全大学生6%程度と低迷。他方で欧米など主要先進国では30%超で、その差は歴然となっている。このスキルを養い、自らコトを興す人材を養成することが、低迷する日本経済を活性化させることと定義、文部科学省など日本政府の政策の柱になっている。目指せ「不確実性社会に立ち向かい、地球規模で活躍する高度人材」
参考URL
https://drive.google.com/file/d/1-5X0rC6THDjMN7GqPeIrhtL8lbDFbOty/view
https://www.chuo-u.ac.jp/uploads/2023/04/academics_faculties_science_entrepreneurship_01.pdf?1704444597607