シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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英米法概論1-2(英米法の基礎) | 2025 | 春学期 | 月3 | 法学部 | 阿部 純子 | アベ ジュンコ | 2・3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-AA2-002L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
英米法の基本原理について、主にイギリス法を参照しながら、コモン・ローとエクイティ、判例法主義や陪審制度など、英米法の特徴について学びます。日本における外国法の継受について概観した後、これらの基本的な特徴について理解を深めていきます。
科目目的
英米法の基本原理について学修することを目的とする。
到達目標
英米法の基本原理について理解することを目標とする。イギリス法の特徴について、その歴史的背景も踏まえながら理解することが必要である。
授業計画と内容
1)英米法を学ぶ意義
2)近代日本と西洋法
3)コモン・ローの発展(前半)
4)コモン・ローの発展(後半)
5)エクイティの誕生
6)現代のエクイティ
7)イギリスの国会と制定法
8)議会主権
9)法の支配
10)判例法主義(前半)
11)判例法主義(後半)
12)陪審制度(前半)
13)陪審制度(後半)
14)試験
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | コモンローやエクイティ、判例法主義などの英米法の特徴について適切に記述できていること。 |
レポート | 50 | 課題に対して、適切に問いを理解し、適切な文章(構成含む)によって回答できていること。提出期限を遵守していること。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】戒能通弘・竹村和也『イギリス法入門―歴史、社会、法思想から見る』(法律文化社、2018年)
【参考文献】田中英夫『英米法総論(上・下)』(東京大学出版会、1980年)など