シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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力学及演習2 | 2024 | 後期複数 | 月2,木3 | 理工学部 | 坪井 陽子 | ツボイ ヨウコ | 1年次配当 | 3 |
科目ナンバー
SE-PH1-2B02
履修条件・関連科目等
力学及演習1の内容を理解し、身につけていること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
質点系の運動、剛体の運動、座標変換について学ぶ。講義内容を確認し理解を深めるために演習問題を解く。
科目目的
質点系の運動、剛体の運動についての力学の基礎を身につけ、問題に対して的確に物理法則を応用できるようになる。さらに、座標変換について理解する。
到達目標
力学及演習1に引き続いて力学の基礎を学び、特に質点系の運動、剛体の運動について理解する。さらに、座標変換について学ぶ。
授業計画と内容
第1回 運動座標系、ガリレイ変換、加速座標系
第2回 回転座標系
第3回 フーコーの振り子、コリオリ力
第4回 2質点系
第5回 一般の質点系の運動方程式、角運動量
第6回 剛体と釣り合い
第7回 固定軸のある剛体の運動
第8回 剛体の平面運動
第9回 一般の剛体の運動
第10回 角運動量と慣性テンソル
第11回 剛体の運動エネルギー
第12回 外力がない場合の剛体の運動
第13回 オイラー方程式
第14回 コマのさまざまな運動
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
講義中に扱う演習問題をよく復習をしておくこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 60 | 質点系の運動、剛体の運動、座標変換について理解した上で、それらに関する物理法則を的確に用いることができるかどうかを評価します。 |
レポート | 40 | 毎回の演習の時間に問題を解き、その解答をレポートにして提出してもらい、質点系の運動、剛体の運動、座標変換について理解度、到達度を確認します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
演習の授業においてmanabaであらかじめ出題しておいた演習問題を解いてもらう。その際、各学生の進捗をチェックし、適宜ヒントを与える。
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:
吉岡大二郎著 朝倉物理学選書『力学』2008年(朝倉書店)
参考文献:
太田信義著 パリティ物理教科書シリーズ『基礎物理学』2011年(丸善出版)
滝川昇、新井敏一、土屋俊二著 物理学基礎2『力学 発展編』2018年(朝倉書店)