シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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物理学実験1 | 2024 | 前期複数 | 金2,金3,金4 | 理工学部 | 坪井 陽子 | ツボイ ヨウコ | 2年次配当 | 3 |
科目ナンバー
SE-PH2-2A04
履修条件・関連科目等
特別な前提を必要としないが、テーマ毎にその物理学的基礎を勉強することが重要である。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
物理学を勉強するには、理論的な勉強と並行して、実験によって自然現象に直接ふれることも重要である。本科目では、自ら様々な実験を行うことにより、基本的な測定機器の取扱い方を身につけ、その結果を考察することで、自然現象を理論的に分析する能力を養うことをめざす。実験テーマは基礎的なものから応用的なものまで幅広く用意されている。
科目目的
自ら様々な実験を行うことにより、基本的な測定機器の取扱い方を身につけ、その結果を考察することで、自然現象を理論的に分析する能力を養うことをめざす。また論理性を身につける。
到達目標
実験物理の様々なテーマに応じて様々な実験方法があることを学び、それらの原理と手法を理解する。
授業計画と内容
第3回~第12回については、下記の実験課題から合計10テーマの実験を行う。
1つのテーマにつき2~10名が配属される。誰がいつ何のテーマをやることになるかは、4月初旬に連絡される。
A 統計検定 J 連星振動子
B 計算機実験(1)カオス K 減退振動による粘性率
C 真空技術 L 臨界レイノルズ数
D 分光 M 高温熱膨張率
E 熱電対の検定 N 音波
F 微分回路 Q 計算機実験(2)パーコレーション
G サーミスタ R シンチレーションカウンターを用いた宇宙線の測定
H 偏光 S 天の川銀河中心にある巨大ブラックホールの質量推定
I He-Ne ガスレーザー光の波長 U レポート実習
行うテーマの順番は個人により異なるので、下記はあくまでも一例である。
第1回 ガイダンス(今後の進め方、注意点)
第2回 ガイダンス(レポートの書き方)
第3回 A 統計検定
第4回 B 計算機実験(1)カオス
第5回 C 真空技術
第6回 D 分光
第7回 E 熱電対の検定
第8回 F 微分回路
第9回 G サーミスタ
第10回 H 偏光
第11回 I He-Ne ガスレーザー光の波長
第12回 J 連星振動子
第13回 補講
第14回 到達度確認
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回実験前に教科書に目を通し、行う実験の目的と方法を理解して望むこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり2時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 10 | 行った実験の原理、目標、手法、理論などが理解できているかを確認する。 |
レポート | 90 | レポートの提出は実験終了の2週間以内とし、遅れた場合は、遅れに応じて減点する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
中央大学物理学教室編「物理実験1指導書」(ガイダンスで販布する。)