シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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電磁気学及演習2 | 2024 | 後期複数 | 火2,水3 | 理工学部 | 佐藤 博彦 | サトウ ヒロヒコ | 2年次配当 | 3 |
科目ナンバー
SE-PH2-2B06
履修条件・関連科目等
「電磁気学及演習1」と「物理数学及演習1」で学んだことを理解していること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
「電磁気学及演習1」では、静電場と定常電流について学んだ。この講義ではさらに電流がつくる磁場や、磁場の変化がつくる電場について学ぶ。そしてそれらの法則を微分形式で表現してまとめ、マクスウェルの方程式を導く。マクスウェルの法則から導かれる電磁波の性質の基礎を理解する。さらに電磁気学と特殊相対性理論の関係についても学ぶ。毎回、授業時間の後半に演習の時間を設ける。
科目目的
電流がつくる磁場、電磁誘導、電磁波などを学ぶ。
到達目標
電場と磁場の関係を学び、マクスウェルの方程式を理解すること。
授業計画と内容
第1週 電流が作る磁場
第2週 アンペールの法則
第3週 ストークスの定理
第4週 ローレンツ力
第5週 ファラデーの電磁誘導の法則
第6週 マクスウェルの法則
第7週 ベクトルポテンシャル
第8週 電磁場が蓄えるエネルギー
第9週 ポインティングベクトル
第10週 電磁波
第11週 電磁波の反射と屈折
第12週 遅延ポテンシャル
第13週 双極子放射
第14週 相対性理論と電磁気学
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
演習問題が講義時間中に解けなかった場合、次週までに解いておくこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | 日頃の授業や演習の内容を正しく理解しているかを評価する。 |
レポート | 30 | 演習回に配布したレポートの提出状況で評価する。 |
平常点 | 20 | 演習回の出席状況で評価する。学生の机上を巡回し,直接確認する方法で出席をとる。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教科書は指定しないが、講義は以下の参考書に沿って進める。
参考書:佐藤博彦著「工学基礎 電磁気学」2019年(数理工学社)
ISBN978-4-86481-062-3