シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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電子回路設計 | 2024 | 後期 | 金5 | 理工学部 | 崔 通 | サイ トオル | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-EL3-5C23
履修条件・関連科目等
電子回路1、電子回路2、電子計測を履修の事。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
CMOS LSIに用いられるアナログ回路の設計法について、オペアンプの設計を中心に講述する。
科目目的
LSIに用いられるアナログ回路の基礎の習得
到達目標
LSIとはどのようなものか、どんなふうに使ってシステムを組めば良いのか、回路設計のやり方、考え方を理解できるようになる事。
授業計画と内容
第1回 はじめに、MOSデバイスの物理の基礎
第2回 1段増幅回路、差動増幅回路
第3回 バイアス回路および信号処理用カレントミラー、増幅回路の周波数特性
第4回 雑音、フィードバック
第5回 オペアンプの一般的な考察、1段オペアンプ
第6回 2段オペアンプ、ゲインブースト
第7回 比較、コモンモードフィードバック
第8回 入力動作範囲の制限、スルーレート
第9回 電源除去、オペアンプの雑音
第10回 安定性と周波数補償、バンドギャップレファレンス
第11回 スイッチトキャパシタ回路、非線形性とミスマッチ
第12回 発振器、PLL、ショートチャネル効果とデバイスモデル
第13回 CMOSプロセス技術 、レイアウトとパッケージ
第14回 到達度の確認・まとめ
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
テキストに書かれている内容をよく復習をしておいて下さい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 50 | 各講義で理解度を確認するために小テストを実施 |
期末試験(到達度確認) | 50 | トランジスタの特性および応用回路に関する理解度を評価 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
アナログ回路の研究開発
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
実例をもとに解説を行う
テキスト・参考文献等
テキスト: manabaにuploadします。
参考書:
Behzad Razavi 著/黒田 忠弘 監訳 「アナログCMOS集積回路の設計 基礎編」(丸善株式会社)
Behzad Razavi 著/黒田 忠弘 監訳 「アナログCMOS集積回路の設計 応用編」(丸善株式会社)
Behzad Razavi 著 「Design Of Analog CMOS Integrated Circuit, 2Nd Edition」(McGraw-Hill College)
その他特記事項
講義内容の理解を深めるために、LTspiceやMATLABを使用してシミレーションします。ラップトップPCを持ってこれる人は持参してください。