シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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生物統計学演習 | 2024 | 後期 | 火2 | 理工学部 | 竹内 文乃 | タケウチ アヤノ | 3年次配当 | 1 |
科目ナンバー
SE-PR3-CC27
履修条件・関連科目等
生物統計学を履修していること
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
SASを対象として、統計パッケージの使い方の基本とデータ加工を学ぶ。次いで基礎的な集計とグラフ化、応用頻度の高い統計手法について主に医療・保健系の例題(2年次の講義「生物統計学」で用いた例題)を用いて、解析指示と結果の解釈の仕方について学ぶ。
科目目的
2年次「生物統計学」で学んだ内容を実際の統計解析パッケージSASを用いて実装し、自身で実データ解析ができるようになることを目的とする。
到達目標
生物統計学の履修を前提として、統計パッケージSASを用いて、基礎的なデータハンドリング、集計とグラフ化、応用頻度の高い統計手法の利用と結果の解釈が可能となることをめざす。
授業計画と内容
第1回:SAS入門
第2回:SASデータステップ(その1)プログラミング入門
第3回:SASデータステップ(その2)繰り返し、条件・分枝
第4回:SASデータステップ(その3)ジャンプと配列処理
第5回:SASによる集計とグラフ化 統計グラフと要約統計量
第6回:SASによるデータ加工(その1) データのマージ
第7回:SASによるデータ加工(その2)転置と繰り返しデータ
第8回:2群比較
第9回:相関と回帰
第10回:分散分析(その1)実験データの解析
第11回:分散分析 (その2)継時データ解析
第12回:生存時間解析
第13回:多変量解析入門
第14回:IML入門
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
中央大学ではSASのeLearningが行える環境が構築されている。規定の時間内にSASプログラム技術を習得するのは、プログラミング言語を勉強した経験が浅い学生にとっては至難である。時間外にeLearningを利用することを強く勧める。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | 授業中に課した課題の提出状況、達成度を評価する |
平常点 | 80 | Respon等で問った出席を評価する |
成績評価の方法・基準(備考)
Respon等でとった出席とレポートを加味して評価を行う
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
担当者はSASによるコースワーク等を提供した経験を持ち、実務として多くの臨床研究データや疫学研究データをSASにより解析してきた。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
担当者が実データ解析で実際に利用する頻度が高いプログラム(プロシジャ)を中心に講義を構成する
テキスト・参考文献等
毎回パワーポイントの資料を用意する。
テキスト:市川・大橋他著:SASによるデータ解析入門 第三版 SASによるデータ解析入門1, 東大出版会, 2011.