シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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確率・統計2 | 2024 | 後期 | 水3 | 理工学部 | 前園 宜彦 | マエソノ ヨシヒコ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-PM2-CC06
履修条件・関連科目等
確率・統計1の履修を前提として、適宜復習しながら進める。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
確率変数に関する基本的な性質からスタートし、標本分布に基づいた点推定論・区間推定論・仮説検定論の基本原理と、サンプルサイズの設計など統計的推測にまつわる実際的な側面、および回帰モデルなどの推測についてを体系的に学ぶ。
科目目的
統計の標準的な手法の背景にある理論を理解し,実際のデータに対して統計手法を適用できるようにする.
到達目標
統計学は、データに基づいて客観的に判断し、科学的に問題を解決するための学問であり、日々の生活から産業や科学の諸分野においてなくてはならない必須の道具である。本科目では、信頼区間や仮説検定といった統計的推測論の諸概念、および回帰モデルによる現象のモデル化とその推測に関する理解を目標とする。
授業計画と内容
第1回 確率変数とモーメント母関数
第2回 多次元の確率変数、基本確率分布
第3回 収束と極限定理、マルコフの不等式、チェビシェフの不等式
第4回 標本分布
第5回 点推定とさまざまな性質(不偏性、一致性、漸近正規性、有効性)
第6回 点推定の方法(モーメント法、最尤法)
第7回 前半の授業の総括および学習内容の確認
第8回 区間推定、仮説検定
第9回 正規母集団に関する検定
第10回 尤度比検定、適合度検定、検出力
第11回 比率と分割表に関する推測
第12回 相関分析、フィッシャーのz-変換
第13回 回帰に関する推測(回帰分析、ロジステック回帰)
第14回 これまで学習した内容の理解の到達度の確認を行う
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
講義内容に関する演習問題を解いて、手法および理論をしっかりと身につけるようにする。また、適宜配布する講義資料をもとに復習して、重要事項を整理しておく。これによって、様々な統計的データ解析手法の目的と考え方を十分に理解できるようにする。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 40 | 解答の内容に基づいて評価する |
期末試験(到達度確認) | 40 | 解答の内容に基づいて評価する |
平常点 | 20 | 演習問題の提出と,出席状況 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
特に指定しない。板書や講義時に適宜配布する講義内容をまとめたプリントと資料を中心とする。
参考文献:前園宜彦「概説 確率統計」(サイエンス社)1500円
前園宜彦「詳解演習 確率統計」(サイエンス社)1800円
東京大学教養学部統計学教室編「統計学入門」(東京大学出版会)2800円