シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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生物学2 | 2024 | 後期 | 火4 | 理工学部 | 徳山 奈帆子 | トクヤマ ナホコ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-BB2-2C12
履修条件・関連科目等
各学科の条件にしたがう。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
生物分野の中で、「遺伝」「動物への刺激と反応」「生態系と生物の多様性」の各項目に重点を置き、それぞれ最先端の研究の話題を織り交ぜながらその概要を紹介する。大きな視点から「生命」について考えることで、物事を包括的にとらえる力を養う。
科目目的
教職理科科目及び,専門教育科目の選択科目として,生物学の基礎を理解させ,教育と社会生活に活用できる生物学的教養を身につけさせることを目的とする.内容については,日本学術会議報告「大学教育の分野別質保証のための教育課程編成上の参照基準生物学分野」(2013)を基本理念とする.
到達目標
教職科目であるので、理科教諭を目指す学生は、生物学を教えるために必要な最低限の基礎知識を身につけることを目標とする。その他の学生も遺伝の仕組みや生態系を形作る環境や生物同士の相互作用について理解し、関連する生物学の言葉を正しく使えるようになることをめざす.
授業計画と内容
講義内容は授業の進行具合や社会動向によって変更される場合もある。
第1回 講義概要、導入(後期の目標)
第2回 染色体の構造と減数分裂
第3回 遺伝1 遺伝の基礎用語と3つの法則
第4回 遺伝2 検定交雑,2遺伝子雑種、連鎖と交叉
第5回 遺伝3 集団遺伝学,突然変異
第6回 生殖と発生
第7回 刺激の受容と反応 1
第8回 刺激の受容と反応 2
第9回 自然選択と進化
第10回 バイオームと植生遷移
第11回 群集と種間相互作用
第12回 生態系のエネルギーと物質循環
第13回 生態系のバランスと保全
第14回 到達度確認と内容の解説
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
疑問に感じたことをすぐに調べる姿勢を培ってほしい。日々報道される生命科学や自然科学関係の記事にも積極的に目を通すこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 70 | 講義全体を通して、特に重要なポイントを十分理解できているかで評価する。 |
平常点 | 30 | 授業への参加度を平常点として評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
参考図書:教職課程を履修する学生は、高校生物の資料や図説(例:サイエンスビュー生物総合資料)を一冊購入することが望ましい。なお、高校で購入した同等の内容の図説等副教材がある場合はそれを利用してよい。
その他特記事項
理科の一般的な基礎知識と意欲があれば高校時代に生物未履修でも問題ないが,高校教科書を入手して自習するなどの努力を必要に応じて行うこと。