シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
卒業研究Ⅰ | 2024 | 前期 | 他 | 理工学部 | 坪井 陽子 | ツボイ ヨウコ | 4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-MP4-2A91
履修条件・関連科目等
卒研履修要件のとおり
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
各教員の研究室に7、8人程度ずつわかれて所属して、各研究室の研究に関連した勉強や研究に従事する。
【配属方法】
3年次の11月下旬に卒研説明会を行います。その後、1ヶ月程度研究室訪問の期間を設けてから学生の希望を募ります。実際の配属は、学生の希望を優先し、全体のバランス(特定研究室に偏らない)や学業成績を加味して決定し、1月初旬に発表します。
【各研究室の卒業研究内容】
○坪井研究室(高エネルギー天体物理学研究室)
卒業研究内容:
現在軌道を周回している飛翔体(衛星、宇宙ステーション)からのX線データを解析、そこで生まれた新テーマを持つ天体の可視光観測を行います。もしくは観測技術の基礎開発を行います。(テーマはそれぞれ個人で選んでもらいます。)週に1度、大学院生とともに打ち合わせを行い、現状報告をします。その中で必要な知識を学んだり、アドバイスを受けます。 卒業研究Ⅰでは特に、各研究テーマや使用する機器の理解のためのガイダンスも行います。
研究テーマ:
1.星の誕生の瞬間(原始星)、褐色わい星および惑星、星の死(巨星、惑星状星雲、超新星爆発とその残骸)、銀河中心核、活動銀河核、銀河、銀河団などのX線データ解析。
2.星のフレアの可視光観測
3.X線偏光検出器の開発
科目目的
飛翔体(衛星、宇宙ステーション)および地上の望遠鏡を用いて、宇宙で起こる極限現象、およびそこに潜む物理を研究する。卒業研究Ⅰでは特に、各研究テーマや使用する機器の原理や信号の取得方法も理解する。
到達目標
研究室に所属して、先端の物理を学び、研究を行う。
授業計画と内容
前半は主にガイダンス、及びその理解度の確認。各人のテーマ選定後は、そのテーマに沿って研究を行い、週に一度、研究室で進捗状況の報告を行い、次の指針を得る。
第1回 研究領域の紹介(1)
第2回 研究領域の紹介(2)
第3回 研究領域の紹介(3)
第4回 研究領域の紹介(4)
第5回 研究領域のリサーチ(1)
第6回 研究領域のリサーチ(2)
第7回 研究課題を絞り込むための文献検索
第8回 研究課題関連の文献抄読
第9回 研究領域の選択と議論
第10回 研究領域の決定
第11回 研究計画書の作成(1)
第12回 研究計画書の作成(2)
第13回 研究計画の発表
第14回 総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
ゼミで教わった内容の復習と、天体のデータ解析、観測、観測機器の開発、のうち自分のテーマを自主的に進める。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・卒業論文、または卒業研究の作成等に対して専門分野に関する必要な論文作成、研究指導を行うことを基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
平常点 | 100 | 行う研究の背景、テーマの本質を理解したかを、打ち合わせ中の発表で評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
打ち合わせの際に、各テーマに沿ったものを紹介。