シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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卒業研究Ⅰ | 2024 | 前期 | 他 | 理工学部 | 東條 賢 | トウジョウ サトシ | 4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-MP4-2A91
履修条件・関連科目等
卒研履修要件のとおり
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
各教員の研究室に7、8人程度ずつわかれて所属して、各研究室の研究に関連した勉強や研究に従事する。
【配属方法】
3年次の11月下旬に卒研説明会を行います。その後、1ヶ月程度研究室訪問の期間を設けてから学生の希望を募ります。実際の配属は、学生の希望を優先し、全体のバランス(特定研究室に偏らない)や学業成績を加味して決定し、1月初旬に発表します。
【研究室の卒業研究内容】
○東條研究室(量子光学研究室)
卒業研究内容:
レーザー冷却に必要な実験装置の制作および分光実験開発を行う。レーザー光装置や電気回路制作、量子光学研究に必要な技術を実験的に習得することを目指す。週に1度打ち合わせを行い現状報告を行う。報告と相談を通して問題解決の手法を学び、アドバイスを受ける。後期をめどに用意した装置を利用してレーザー冷却の実験を始める予定なので、前期で十分理解および準備を進めることが望ましい。
研究テーマ:
レーザー冷却のための装置開発。超低温原子波の実験的研究。原子気体のボース-アインシュタイン凝縮生成および、原子を用いた表面相互作用の探索を目指す。
科目目的
3年次までに習得してきた科目の集大成として,特に物理学科の主要科目を駆使し研究に取り組む手法を実践的に学び習得する。
到達目標
研究室に所属して、先端の物理を学び、研究を行う。
授業計画と内容
実験演習を主として行うため、週4コマ以上の研究室での卒業研究活動が必要となる。
その上で以下をベースとした卒業研究活動を行う。
第1回 卒業研究の導入
第2回 電気回路の基礎Ⅰ:回路作製準備
第3回 電気回路の基礎Ⅱ:回路作製CAD
第4回 電気回路の基礎Ⅲ:回路作製機の運用
第5回 真空装置の基礎Ⅰ:真空装置の取り扱い
第6回 真空装置の基礎Ⅱ:真空装置の運用
第7回 真空装置の基礎Ⅲ:超高真空装置の取り扱い
第8回 光学実験の基礎Ⅰ:光学素子の取り扱い
第9回 光学実験の基礎Ⅱ:光学装置の運用
第10回 光学実験の基礎Ⅲ:光学装置の基礎実験
第11回 レーザー実験の基礎Ⅰ:レーザー光装置の運用
第12回 レーザー実験の基礎Ⅱ:光ファイバーの取り扱い
第13回 レーザー実験の基礎Ⅲ:レーザー分光の基礎
第14回 量子光学実験基礎のまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
テキストを用いた予習
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・卒業論文、または卒業研究の作成等に対して専門分野に関する必要な論文作成、研究指導を行うことを基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | 研究の報告状況,輪講を行った場合の理解度によって評価する。 |
平常点 | 80 | この科目は、学生が学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー:DP)で示す卒業するにあたって備えるべき知識・能力・態度のうち「DP1:コミュニケーション力」「DP2:問題解決力」「DP3:知識獲得力」「DP4:組織的行動能力」「DP5:創造力」「DP6:自己実現力」「DP7:多様性創発力」「DP8:専門性」により総合的に評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
各研究室ごとに異なる。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
各研究室ごとに異なる。