シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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卒業研究Ⅱ | 2024 | 後期 | 他 | 理工学部 | 佐藤 博彦 | サトウ ヒロヒコ | 4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-MP4-2A92
履修条件・関連科目等
卒研履修要件のとおり
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
○佐藤研究室(結晶物理学研究室)
卒業研究内容:
週一回程度、結晶性物質の磁性や導電性に関する原著論文を輪講形式で読み、議論します。平行して次のような実験を行います。(1)水熱合成装置を用いて新しい物質の合成にチャレンジします。(2)得られた物質の結晶構造を元素分析装置やX線構造解析装置を用いて調べます。(3)興味深い物質が見つかった場合は、電気伝導性や磁気的性質を詳しく調べます。
研究テーマ:
この研究室では、具体的な物質の合成を行いながら、新しい物理現象へのアプローチを試みています。現在は、強相関物質として興味が持たれている遷移金属酸化物の合成と磁性や導電性の測定を行っています。また、興味を持っている現象として、強磁性、超伝導、金属絶縁体相転移、巨大磁気抵抗、量子相転移などがあります。
必須事項:
統計力学、量子力学の初歩的な知識は必要です。それ以上に関しては、卒研を行う過程で理解を深めていけばよいです。
科目目的
物質探索を通じて物性物理学の新現象を追い求める。
到達目標
研究室に所属して、先端の物理を学び、研究を行う。
授業計画と内容
磁性体の合成に必要な合成法、元素分析や構造解析のテクニックを身に着ける。
研究の進歩により実験内容は異なるので、以下はあくまでも一例にすぎない。
第1回 水熱合成法に関するテクニックの習得1
第2回 水熱合成法に関するテクニックの習得2
第3回 合成1
第4回 元素分析、構造解析1(練習も含む)
第5回 実験結果の報告と議論1
第6回 合成2
第7回 元素分析、構造解析2
第8回 実験結果の報告と議論2
第9回 合成3
第10回 元素分析、構造解析3
第11回 実験結果の報告と議論3
第12回 合成4
第13回 元素分析、構造解析4
第14回 実験結果の報告と議論4
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
テキストを用いた予習
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・卒業論文、または卒業研究の作成等に対して専門分野に関する必要な論文作成、研究指導を行うことを基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 自分で積極的に実験を進めているか,ミーティングの際に丁寧に報告を行っているかについて評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
各研究室ごとに異なる。