シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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測量学 | 2024 | 前期 | 木1 | 理工学部 | 手計 太一 | テバカリ タイチ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-CV2-3B09
履修条件・関連科目等
確率論に対する知識があることが望ましい。測量実習を履修することを要件とする。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
測量技術の基本的な考え方を修得すること目的とした講義である。測量は、基本的に距離と角度と高低差を測り、地球上のいろいろな点の位置を決める技術である。これらの測量は測定誤差を伴うので、この誤差を処理する方法についても修得する。測量実習を通じて体得する古典的な測量方法に加えて、最近の新しい技術についても触れる。
科目目的
この科目での学習を通じて、学生が測量には誤差がつきものであるという認識を深めるとともに、その誤差を誤差理論に基づいて適切に調整する基礎的な知識を習得することを目的とする。
到達目標
測量に伴って発生する誤差を適切に処理する方法を理解する。測量の実技は夏季休暇中に実施する「測量実習」で学ぶ。
授業計画と内容
第1回 測量学の発達史・測量学の基本事項
第2回 誤差理論
第3回 誤差伝播の法則
第4回 最小自乗法(1)独立・直接・等精度
第5回 最小自乗法(2)独立・直接・異精度
第6回 最小自乗法(3)独立・間接・条件付
第7回 距離測量
第8回 角測量・偏心観測
第9回 水準測量
第10回 水準路線網の調整計算(1)条件方程式法
第11回 水準路線網の調整計算(1)観測方程式法
第12回 トラバース測量(1)結合トラバース
第13回 トラバース測量(2)閉合トラバース
第14回 到達度確認
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
manabaを通じて提供する講義のスライドおよび音声データをダウンロードして学習を進めると同時に,演習課題に解答することによって,その日に学習したことを確実に身につけるように心がけること.
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 70 | 講義内容に関する基礎的・応用的な問題を自力で解く能力を評価します。 |
レポート | 20 | レポートの完成度 |
その他 | 10 | 小テスト |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト: 上浦正樹ほか著「最新測量学(第3版)」(森北出版)ISBN 4-627-47143-2
その他特記事項
参考URL
http://surveying.web.fc2.com/