シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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交通計画 | 2024 | 前期 | 月3 | 理工学部 | 原田 昇 | ハラタ ノボル | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-SS3-3Z19
履修条件・関連科目等
確率・統計、システム最適化、データ解析を履修していることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
都市交通計画の基礎と各論について、講義する。都市交通計画の歴史的な発展、都市交通計画の課題を把握するための、調査・分析手法、ならびに、道路計画、公共交通計画、地区交通計画、交通結節点、ならびに物流計画の各論について学び、都市交通計画の新たな展開について理解する。
科目目的
都市交通計画の基礎と各論について、理解し、都市交通計画の課題を把握し、その解決策を提案する基礎体力を身につける。
到達目標
授業内容の理解度を確認する論点リストならびに重要なテクニカルタームリストについて、理解すること。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス、第一章 都市と交通
第2回 第二章 都市交通計画の歴史的発達 と 第三章 都市の発展と交通の発達
第3回 第四章 都市交通の実態と特性
第4回 第五章 都市交通の調査
第5回 第六章 都市交通の予測と計画(幹線道路計画と4段階推定法)
第6回 第六章 都市交通の予測と計画(交通管理計画と非集計分析法)
第7回 第七章 都市の公共輸送計画(鉄道輸送、新交通システム、路面電車、LRT)
第8回 第七章 都市の公共輸送計画(バス輸送、BRT、計画制度)
第9回 第八章 都市道路の計画と設計(都市道路の役割と機能分類、道路の段階構成)
第10回 第八章 都市道路の計画と設計(道路の交通容量と設計)
第11回 第九章 地区交通計画
第12回 第十章 都市交通施設計画(交通結節点、駐車場)
第13回 都市物流計画(物流とは、流通チャンネル、土地利用と物流施設、物流交通管理)
第14回 第十一章 都市交通計画の新たな展開
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回講義の最後に述べる次回講義箇所(テキスト)について必ず読んでおくこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 60 | 授業内容に関する筆記試験を行い、その理解度を評価する。 |
平常点 | 40 | 小設問への回答状況と出席回数により、授業への取組度を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
オンライン授業の形式の場合は、学生各自のパソコンとオンライン接続して、双方型授業を行う。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
交通計画に関わる国の審議会委員、都県市の交通計画策定委員会委員、あるいは海外の都市圏交通計画の諮問委員会委員を数多く経験している。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
交通調査、交通需要予測、交通行動分析、道路計画、公共交通計画、地区交通計画、駐車場計画の実務的な成果と課題について、随時、説明する。
テキスト・参考文献等
テキスト:
新谷洋二、原田昇編著、『都市交通計画』第3版技報堂出版、2017年
参考文献
苦瀬博仁編著、ロジスティクス概論、白桃書房、2014.3
原田昇編著、交通まちづくり~地方都市からの挑戦、鹿島出版会、2015.7
久保田尚・大口敬・高橋勝美、読んで学ぶ交通工学・交通計画、理工図書、2010.4