シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
都市・地域計画 | 2024 | 後期 | 月4 | 理工学部 | 谷下 雅義、三浦 詩乃 | タニシタ マサヨシ、ミウラ シノ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-SS2-3B07
履修条件・関連科目等
空間のマネジメントを履修していることが望ましい.
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
○都市の歴史と現状
○都市計画の内容と限界
○都市のマネジメント
科目目的
建築・造園・法律・経済など他分野の専門家と連携してプランニングしていくための都市地域計画に関する基礎的な知識を習得する.
到達目標
都市は多くの人々が高密度に居住し、資本・交通・文化が交流する場です。そこでは経済・社会・環境に関してさまざま問題が発生します。この講義では、都市計画の必要性とその内容について理解し,持続可能な都市を形成するために技術者として何ができるかを考えられるようになることを目指します。
授業計画と内容
<第1部:都市計画の制度 担当:谷下>
1.都市の発展と都市計画の誕生
2.財産権と都市計画法
3.土地利用規制
4.都市計画マスタープラン
5.都市計画事業
6.地区計画と協定制度
7.都市計画の手続と財源
<第2部:都市計画の最前線 担当:大藪>
8.公共空間とは
9.規制緩和と官民連携まちづくり
10.事例紹介:姫路・沼津の駅前広場整備
11.公共空間をめぐる思想・方法論の系譜
12.パブリックライフスタディ
13.プレイスメイキング
14.事例紹介:松山・豊田のまちづくり
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
教員が指示する予定内容について教科書に目を通しておく。復習は特に力を入れ、次回までに曖昧な事項や疑問点を持ち越さないようにする。課題でレポートの提出がある場合は、必ず期日までに作成し、提出すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
レポート | 90 | □課題に適切に答えているか. □レポートに工夫がみられるか. □内容に優れた点があるか. □多くのデータソースを利用しているか. □レポートの体裁が美しいか. |
平常点 | 10 | ときどきとる出席とグループワークでのコメント内容 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:「都市地域計画学」谷下雅義(コロナ社)
参考書 :「市民が関わるパブリックスペースデザイン 姫路市における市民・行政・専門家の創造的連携」小林他(エクスナレッジ)
「プレイスメイキング アクティビティファーストの都市デザイン」園田聡(学芸出版社)
「ストリートデザイン・マネジメント 公共空間を活用する制度・組織・プロセス」 出口・三浦他(学芸出版社)
「地域共生の都市計画」三村浩史(学芸出版社)
「新都市計画概論」加藤・竹内 (共立出版)
「市町村の都市計画1-3」日笠端(共立出版)
「都市計画教科書」都市計画教育研究会編(彰国社)
「不動産開発の基礎」小泉他(清文社)
「住環境」浅見泰司編(東京大学出版会)
「変えてみませんかまちづくり」日本弁護士連合会公害対策・環境保全委員会編(実教出版)
「まちづくりがわかる本」浦安まちブックを作る会(彰国社)
「都市デザイン論」香山壽夫(放送大学テキスト)
「まちづくり教科書」(日本建築学会)
「みんなの都市計画」(理工図書)
その他特記事項
この科目は教職(工業)の必修科目です。