シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
空間設計実習 | 2024 | 夏季集中 | 他 | 理工学部 | 猪飼 洋平、大野 暁彦、三浦 詩乃 | イカイ ヨウヘイ、オオノ アキヒコ、ミウラ シノ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-CV3-3Z24
履修条件・関連科目等
履修前課題を提出していること。政策分析評価、交通計画、生活環境論、都市・地域計画、空間デザイン演習を履修していることが望ましい。SketchUp等のモデリングソフト、パワーポイントを使用できることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
都内のパブリックスペースを対象に、人々の居場所となる空間のデザインを提案してもらう。夏休みの短期集中科目として実施し、詳細なスケジュール・対象地は後日掲示する。
科目目的
演習は全て数人で構成されるグループに分かれて作業を行う。都内の公共空間(パブリックスペース)を対象に、前半は各グループで計画地周辺の人口構成、建物用途、交通状況、オープンスペースや緑地等のリサーチを行い、その場所の有する課題や可能性を明らかにする。
後半は、リサーチ結果に基づき、人々のアクティビティについて具体的に想定し、対象地を居場所としてアップデートする計画案を設計する。最終発表では、可能な限りカタチやダイアグラム、イメージパース等を用いたわかりやすいプレゼンテーションを行う。
到達目標
都市は様々な土木施設が集積し成立しているのであるが、都市における公共空間(パブリックスペース)とはどのようにあるべきなのか。
本演習は計画系の演習科目として、空間リサーチ能力とヒューマンスケールでのデザイン能力を身につけることを目指す。これまで学習してきた様々な知識や手法を用いて実際の都市空間から課題や可能性を見つけ出し、そこから望ましい都市空間をデザインし、アップデートを図る。空間をデザインするということは、①適切なスケール感を身につけ、②空間をしっかりと観察しその実態を批評し、③その場所で起こる人々の活動に思いを馳せ、④空間構成を3次元(もしくは4次元)的に検討し、⑤都市に新しい価値を生み出すことである。
授業計画と内容
7月中に事前課題(事例⾒学等)について伝えるので、演習当日までに課題準備.
1⽇⽬︓ガイダンス・事前課題へのコメント
事例のリサーチ、計画地周辺の現地踏査
2⽇⽬︓現地調査報告・コンセプト・ダイアグラム案の検討
3⽇⽬︓コンセプト・ダイヤグラムからデザイン案の検討
4⽇⽬︓デザイン(平面・断面)の検討
5日目:プレゼンテーションの作成
最終発表(最終講評を受けて内容を洗練させたものを1週間以内に提出)
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
事前課題(事例見学等)について伝えるので、演習当日までに準備すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり2時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
その他 | 100 | 中間発表:40%、最終発表:40%、最終講評を受けて内容を洗練させたもの:20% |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manaba
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
空間デザイン
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
実務でかかわった具体的な事例を紹介する.
テキスト・参考文献等
事前に準備すべきテキストはないが、必要に応じて講義時に参考資料等示す。
その他特記事項
全回出席することとし、出席できないものは基本的に評価の対象外とする。