シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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海岸・港湾工学 | 2024 | 前期 | 金4 | 理工学部 | 有川 太郎 | アリカワ タロウ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-CV3-3C12
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
海岸・港湾における水理現象の理解とその制御手段について講義する。また、できる限り、最新の事情を紹介し、実際の海で生じている現象について理解できるようにする
科目目的
海岸における災害を含めた様々な事象の理解、波浪の基礎方程式の理解、海岸・港湾における計画などの理解
到達目標
1)外力である水の波の性質を理解すること。
2)海岸・港湾における工学的な課題とその対策について知ること。
授業計画と内容
以下を原則とするが、受講生の理解度に応じて適切に対応する
第1回 海岸・港湾工学とは
第2回 波の基礎方程式の境界条件(微小振幅波理論)
第3回 波の基礎方程式の導出と解(微小振幅波理論)
第4回 分散関係式(微小振幅波理論)
第5回 波の変形(1) 反射、浅水・砕波変形
第6回 波の変形(2) 屈折、回折
第7回 長周期の波と海浜流
第8回 漂砂と海浜変形
第9回 海岸法、港湾法、技術基準
第10回 港湾管理
第11回 波浪制御構造物、漂砂制御構造物
第12回 不規則波の扱い方(スペクトル法、波別解析法)
第13回 波浪推算、波浪統計
第14回 波力,打ち上げと越波
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
なし
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 10 | 中間テストを評価する |
期末試験(到達度確認) | 60 | 期末試験を評価する |
レポート | 5 | レポートにおける理解度を評価する |
平常点 | 21 | 基本は授業の出席度合を評価する |
その他 | 4 | 積極的な授業への参加を評価する |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
港湾における波力に対する構造物の設計支援
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
海岸や港湾における構造物の設計に対する説明を行う際において,実務経験を踏まえて教える
テキスト・参考文献等
教科書:服部昌太郎「海岸工学」(コロナ社)
:世界に通じる、未来へ通じる「港湾」の話
参考:有川太郎「どうする!?巨大津波」(日本評論社)
その他特記事項
(前提知識)
流体力学および解析系の数学の基礎(ポテンシャル流れと偏微分方程式)