シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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機械力学Ⅰ | 2024 | 前期 | 月1 | 理工学部 | 戸井 武司 | トイ タケシ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-DR2-4A13
履修条件・関連科目等
「力学Ⅰ」、「力学演習」および「力学Ⅱ」が履修してあることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
「力学Ⅱ」に引き続き、実際の機械の動力学を学び、力学の有用性を理解します。自動車のボディやエンジンなどで生じている振動現象、モータ回転軸の不つりあいや危険速度など動的な現象を理解し、機械を設計する場合に必要となる動力学の考え方と取り扱いを習得します。
科目目的
実際の機械の動力学が理解でき、問題が生じた際の解決能力を学修します。
到達目標
①物体の運動則を理解し、並進および回転の運動方程式を導出できるようになる。
②システムの固有振動数や減衰比など振動状態を規定できるようになる。
③1自由度系の自由振動、強制振動、過渡振動について、共振時の挙動や異なる減衰比の挙動を理解する。
④回転軸の不つりあいや危険速度を理解する。
授業計画と内容
第1回 動力学の基礎
第2回 保存系の固有振動数
第3回 運動方程式の定式化
第4回 ラグランジュの方程式
第5回 不減衰1自由度系の自由振動
第6回 減衰1自由度系の自由振動
第7回 等価粘性減衰係数
第8回 力加振による1自由度系の強制振動
第9回 強制振動による振動伝達率
第10回 基礎加振による1自由度系の強制振動
第11回 回転軸の不つりあい振動
第12回 共振倍率Q値の評価
第13回 1自由度系の過渡振動
第14回 ステップ状加振とインパスルス加振
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
講義の関連事項の調査やレポート作成など1週間あたり4時間の学修を基本とします。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 70 | 成績評価の方法・基準の記載について理解した上で、工学的に利用できるかを評価します。 |
レポート | 20 | 課題に対して的確に回答しているかを評価します。 |
平常点 | 10 | 授業への参加・貢献度、受講態度(意見の表明、他の学生と協調して学ぶ態度等)の状況を基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
①物体の運動則が説明でき、並進および回転の運動方程式が導出できる。
②システムの固有振動数や減衰比など振動状態を規定する計算ができる。
③1自由度系の自由振動、強制振動、過渡振動について、共振時の挙動や異なる減衰比の挙動が説明できる。
④回転軸の不つりあいや危険速度、また往復機関のつりあわせが説明できる。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
企業における研究開発および機械設計に関する実務経験。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
企業における研究開発の目的,期間,実用化の流れなど実践に役立つ講義を展開します。
テキスト・参考文献等
テキスト:井上順吉、松下修己共著『機械力学Ⅰ-線形実践振動論-』(理工学社)
参 考 書: 図書館に多数あるので参照のこと。
その他特記事項
必要に応じて中間試験を行います。
参考URL
https://toi-lab.com/